【株式投資】PER・PBR・ROEの「目安」を鵜呑みにしていませんか?銘柄選びの基準になる、業種で3倍変わる適正水準と、東証データが示すPBR1倍割れの本当の実態 テクニカル分析だけが個別株の分析方法ではありません。東証と経済産業省の一次資料で確認する、指標の正しい見るべきポイント 2026.09.12 04:27 公開 執筆者LIMO編集部ウェルスマネジメント班 監修者下村 美乃莉 個別株の銘柄選びでPER・PBR・ROEの指標を使う前に、業種平均との比較方法まで具体的に解説します。PER・PBR・ROEの「目安」を鵜呑みにしていませんか?PER15倍・PBR1倍・ROE8%という目安は、業種によって最大3倍以上ズレることが東証データで分かります。東証の業種別データとPBR1倍割れ改善要請の開示状況(プライム市場94%開示済み)、経済産業省・伊藤レポートが示すROE8%の本当の意味を、編集部試算とあわせて整理しました。 この記事のポイント PER15倍・PBR1倍・ROE8%という「目安」は、業種によって最大3倍以上ズレることが東証データで分かります。 PBR1倍割れの企業の多くは、実は東証の要請を受けてプライム市場の94%がすでに改善対応を開示しています。 PBR=PER×ROEの関係を使うと、見た目の割高・割安と実際の収益効率のズレを数字で確認できます。 記事の続きを読む 1/3 出所:日本取引所グループ「規模別・業種別PER・PBR一覧」(2026年8月末時点、2026年9月1日更新)などを基にLIMO編集部作成 Check! 次ページ(画像と一緒に記事を読む→):業種別のPER・PBR実データ(プライム市場・電気機器29.8倍〜空運業9.2倍)に続き、東証のPBR1倍割れ改善要請の開示データ(94%開示済み)とROE8%の由来、PBR=PER×ROEで逆算する業種別の収益効率まで、指標の正しい読み方を2ページ目でまとめて確認できます。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 株式投資の財務分析で欠かせない決算書の読み方は「決算短信」と「有価証券報告書」の2種類。2024年4月に四半期報告書が廃止され、開示のルールはどう変わった? 「決算書を読めるようになりたいけれど、どこから手をつければいいか分からない」とお悩みの方へ。株式投資で決算書を読むなら、証券会社サイトで見る「決算短信」と金融庁EDINETの「有価証券報告書」が別物だと知っておきたいところです。開示期限は45日と3か月、会計士のチェックの有無も違います。2024年4月に四半期報告書が廃止された制度変更や、開示までの日数差の編集部試算、無料でEDINETを使う方法まで解説します。 株式投資の始め方、実は10万円未満でも可能?東証データが示す「必要資金」の実態とNISA・特定口座で変わる手取り、証券会社破綻時の資産の行方まで解説 株式投資を始めたいと思いながら、証券口座の開設方法や「最低いくら必要なのか」がわからず、一歩を踏み出せずにいる人は少なくありません。この記事では「まとまった資金がないと始められない」と思っている方に向けて、株式投資の始め方を、証券口座開設の手順だけでなく、東証最新データによる投資単位の実態、NISA成長投資枠と特定口座の税金差、証券会社破綻時の資産保護の仕組みまで、公的資料に基づいて解説します。 株式投資はYouTube動画で学べる?「著名人動画」型トラブルが1年で9.6倍に急増する中、取引所公式チャンネルなど後悔しないチャンネル・講座の選び方 「株式投資 YouTube」で検索すると個人YouTuberの比較記事が並びますが、SNS・動画をきっかけとした著名人なりすまし型の投資トラブルは2021年度52件から2023年度1629件へ約9.6倍に急増しています。金融庁・国民生活センターの一次資料から情報配信と投資助言の境界線を整理し、2016年から動画配信を続ける取引所公式チャンネルなど個人YouTuber以外の選択肢も紹介します。 株式投資「入門」で検索する前に知っておきたい、基礎知識の「わかったつもり」が招く落とし穴。わかりやすい入門書だけでは見えない、複利と分散投資の理解度のリアル 「名著」を探す前に知っておきたい。J-FLEC調査で見えてきた、株式投資の基礎知識と入門書選びの本当の弱点とは何か LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #銘柄 #テクニカル分析 #PER #PBR #ROE