株式投資「入門」で検索する前に知っておきたい、基礎知識の「わかったつもり」が招く落とし穴。わかりやすい入門書だけでは見えない、複利と分散投資の理解度のリアル 「名著」を探す前に知っておきたい。J-FLEC調査で見えてきた、株式投資の基礎知識と入門書選びの本当の弱点とは何か 2026.09.05 23:27 公開 執筆者LIMO編集部ウェルスマネジメント班 監修者下村 美乃莉 J-FLEC「金融リテラシー調査」を基に、株式購入経験者の4人に1人が商品性を理解せず購入した実態や、複利・分散投資の理解度に見える日米の逆転を編集部試算で整理。資産形成分野の正答率は8分野中5番目に低く、「名著」を探すより先に知っておきたい株式投資の基礎知識の盲点と、公式の学習マップの使い方を解説します。 この記事のポイント 株式を購入したことがある人の割合は2019年の32.2%から2025年は36.2%に増えた一方、金融知識の正誤問題の正答率は56.6%から53.8%に下がっています。 株式を購入したことがある人のうち25.7%は、商品性を十分理解しないまま購入したと回答しています。 「複利」の理解は日本が米国に大きく後れを取る一方、「分散投資」の理解は日本のほうが米国を上回っています。 記事の続きを読む 1/3 出所:金融経済教育推進機構(J-FLEC)「金融リテラシー調査(2025年)」のポイント(2026年3月27日公表)を基にLIMO編集部作成 Check! 次ページ(画像と一緒に記事を読む→):購入経験と理解度のギャップを見てきましたが、続きでは複利・分散投資の日米比較、そして「名著」の代わりになる公式の学習の枠組みまで掘り下げていきます。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 株式投資の始め方、実は10万円未満でも可能?東証データが示す「必要資金」の実態とNISA・特定口座で変わる手取り、証券会社破綻時の資産の行方まで解説 株式投資を始めたいと思いながら、証券口座の開設方法や「最低いくら必要なのか」がわからず、一歩を踏み出せずにいる人は少なくありません。この記事では「まとまった資金がないと始められない」と思っている方に向けて、株式投資の始め方を、証券口座開設の手順だけでなく、東証最新データによる投資単位の実態、NISA成長投資枠と特定口座の税金差、証券会社破綻時の資産保護の仕組みまで、公的資料に基づいて解説します。 株式投資の仕組みが分かれば見え方が変わる、物価上昇1.9%と東証データの配当利回り1.94%の際どい差、現金の目減りと企業の価格転嫁力の実態を一次資料で整理 「株式投資はなんとなく怖い」という漠然とした不安を抱えたまま、口座開設だけして放置していませんか。そもそも株価がどうやって決まっているのか、仕組みを説明できないまま始めてしまう人は少なくありません。この記事では株式投資の仕組みを、総務省の消費者物価指数、日本取引所グループの配当利回り、日銀短観の価格転嫁力データ、国税庁の課税タイミングという4つの一次資料から編集部が試算・整理して解説します。 宝くじより正夢?!10倍株(テンバガー)が誕生する理由と東証プライムから実例を紹介 宝くじより現実的な「テンバガー(10倍株)」。2026年現在の市場でも東証プライムをはじめ年数社が誕生。AIやDXなど時代のテーマと企業の実績が噛み合えば、老舗有名企業でも十分狙える魅力を解説。 新NISA成長投資枠、売っても非課税枠はすぐ復活しない。「12月に売れば数日、1月に売れば1年待ち」年末年始の売却タイミングで差がつく枠復活ルールの盲点 復活は売却額でなく取得価額が基準、しかも翌年からです。含み益・含み損で戻る枠の大きさが逆転する仕組みを解説します LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #複利 #分散投資