海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、アメリカで動物保護をしているMac’sMissionさんのInstagramアカウント「@_macsmission」の投稿。

皮膚がボロボロになり、毛も抜け落ちていた犬が救助され、献身的なサポートを受けて回復していく姿を動画で紹介してくださっています。

執筆時点で約160件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、レスキューされた動物たちの回復に欠かせない存在である獣医師や動物看護の年収についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

森川 ちづる
ダニに侵されて全身の皮膚がかさぶたに覆われ、毛も抜け落ちた状態で保護された犬「クラック」。動物保護団体のNICUに迎え入れられると、ニキビダニ症のほか心雑音や目の炎症も抱えていることが判明しましたが、投薬や目薬、週2回の薬浴といった懸命なケアを受けることになりました。治療の甲斐あって見違えるように回復し、かさぶたに覆われた顔にはうっすらと毛が生えそろい始めています。甘えん坊な性格のクラックは、撫でられるたびにキスを返してくれるそうです。また記事の後半では、命を救う現場を支える獣医師や動物看護師の平均年収についても分かりやすく解説しました。

1. 保護団体に救助された犬「クラック」

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出所:<u><a href="https://www.instagram.com/_macsmission/p/DYum5tcgC7W/?img_index=9" target="_blank">@_macsmission</a></u>

出所:@_macsmission

海外のSNSで話題になっているのは、皮膚がボロボロになっていた犬を救助し、治療を経て回復していく様子です。救われた犬の名前は「Cluck(クラック)」。

クラックが保護されたとき、ダニに侵されたせいで身体の皮膚はかさぶたに覆われ、毛も抜け落ちていました。

動物保護団体のスタッフはNICUに彼女を迎え入れ、懸命のサポートを開始したのです。

獣医師による診察の結果、クラックはニキビダニ症にくわえて心雑音や目の炎症なども抱えていることが分かりました。

ですが、ニキビダニ症は適切な治療とケアを行えば回復可能であるという嬉しい結果もあったのです。

こうしてクラックは投薬や目薬、週2回の薬浴に取り組むことになりました。

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出所:<u><a href="https://www.instagram.com/p/DZKhsfZgG_j/?img_index=1" target="_blank">@_macsmission</a></u>

出所:@_macsmission

痛みや不快感を抱え、過酷な生活を送っていたクラック。

治療や適切なケアが功を奏し、見違えるように回復しました。

かさぶたになっていた顔にはうっすらと毛が生えそろい、元の毛並みが分かるようになってきています。

甘えん坊な性格のクラックは撫でられるたびに、キスを返してくれるそうです。

コメント欄を見ると

  • 「寄付しました!」
  • 「クラックを救ってくれてありがとう」

などのコメントが多数集まっていました。

クラックがこれからもずっと、幸せに暮らせますように!

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

2. 著者からの一言コメント

森川 ちづる
ニキビダニ症だけでなく心雑音や目の炎症まで抱えていたと知り、クラックが背負っていたものの重さに言葉を失いました。保護された後に身体の疾患が発覚する動物は少なくありません。

薬浴は薬を溶かしたお湯に全身を浸けるので、犬によっては嫌がることもあります。時間も手間もかかる地道なケアを続けた保護団体のスタッフには、頭の下がる思いです。

もし飼っている、あるいは保護した動物の皮膚に異常を見つけたら、様子を見るよりも早めに動物病院へ連れていってください。ニキビダニ症は犬によくみられる疾患ですが、治りづらいことでも知られています。放置して良くなるものではないので、早めの対処が大切です。

かさぶたに覆われていた身体が少しずつきれいになり、穏やかな表情になったクラック。ここまで回復するのは長い道のりだったと思います。これからも多くの人に支えられて、幸せに暮らしてほしいですね。

3. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?

厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元にした就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円(平均年齢38.7歳)、動物看護従事者の平均年収は351万9000円(平均年齢38歳)です。

ハードな業務に対して動物看護師の過半数が給料に不満を抱く実情もありますが、2022年の愛玩動物看護師国家資格化などを背景に、今後の待遇改善や推移が注目されています。

同じ38歳前後という年代でありながら、獣医師と動物看護師の年収には大きな開きがあります。

ここで注目したいのは、同じ年代でありながら両者の差がおよそ1.9倍にのぼる点です。専門性と資格の違いが、そのまま年収差として表れていると読めます。実際、日本動物看護職協会の調査では、給与に『不満』『非常に不満』と答えた方が合わせて54.5%と過半に達しています。ただ、2022年に『愛玩動物看護師』が国家資格化されたことは、担い手の専門性に裏づけを与え、参入のハードルを設ける動きでもあります。こうした資格化は、一般に中期的な待遇の下支え要因になりうると私は考えています。

獣医師・動物看護師の平均年収はいくら?国家資格化で注目の「給与とリアルな待遇」
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参考資料

森川 ちづる