海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回ご紹介するのは、ポートランドで動物保護をしている「Street Dog Hero」のInstagramアカウント「@streetdoghero」の投稿。

今回は、劣悪な飼育環境から救助され、パルボウイルスを克服した子犬が、新たな人生を歩み始める様子を動画で紹介してくださっています。

執筆時点で約680件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、レスキューされた動物たちの回復に欠かせない存在である獣医師や動物看護の年収についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

小泉 柚乃
劣悪な飼育環境から救出され、パルボウイルス感染症も乗り越えた子犬「ノーマン」が、新たな人生を歩み始めました。ノーマンはアメリカ・オクラホマ州で動物虐待の現場から保護され、当初は「郡の犬第4号」と呼ばれ、名前すらない状態だったそうです。その後、シェルターでパルボウイルスの治療を受けて回復しました。現在はオレゴン州へ移送され、新しい生活をスタートしています。この記事では、過酷な環境を生き抜いたノーマンが、希望あふれる未来へ歩み始めるまでの軌跡を紹介します。

1. 【劣悪な飼育環境にいた病気の子犬】たくさんの愛情をもらい回復

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出所:<u><a href="https://www.instagram.com/p/DcBrAxSm7hc/?img_index=1" target="_blank">@streetdoghero</a></u>

出所:@streetdoghero

海外のSNSで、劣悪な飼育環境から救出され、パルボウイルス感染症を克服した子犬「ノーマン」の姿が話題となっています。

ノーマンはアメリカ・オクラホマ州で行われた動物虐待の調査で保護された13匹の犬のうちの1匹で、犬たちは屋外で鎖につながれたまま、十分な餌や水も与えられずに飼育されていたといいます。当時は名前もなく「郡の犬第4号」としてシェルターへ保護されました。

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出所:<u><a href="https://www.instagram.com/p/DcBrAxSm7hc/?img_index=1" target="_blank">@streetdoghero</a></u>

出所:@streetdoghero

保護後、ノーマンはパルボウイルス感染症の検査で陽性と判明しましたが、必要な治療を受けて病気を克服。現在は回復し、人を信頼できるまでに回復したそうです。

さらに、オクラホマ州からオレゴン州へ移送され、新しい生活をスタートしました。投稿者は、「郡の犬第4号」だったノーマンが、名前と新たな人生を手に入れたことを喜びとともに伝えています。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

2. 著者からの一言コメント

小泉 柚乃
今回のノーマンのように虐待やネグレクトを経験した犬は、十分な食事や治療を受けられるようになっても、すぐに心の傷が癒えるわけではありません。過去の経験から人を警戒したり、小さな物音や急な動きに強い不安を感じたりすることもあり、安心して暮らせる環境に慣れるまでには時間がかかります。

虐待やネグレクトを経験した犬や、人との触れ合いが少ないまま育った保護犬は、人を信頼するまでに時間がかかることがほとんどです。保護犬を家族に迎えた際は、「早く慣れてほしい」と焦る必要はありません。犬のペースを尊重し、自分から近づいてくるまで静かに見守ることも大切なコミュニケーションです。無理に触れたり構いすぎたりせず、小さな変化を喜びながら信頼関係を築いていくことが、その子にとって大きな安心につながります。

どんなに辛い過去を持つ犬でも、時間と愛情、そして寄り添い続ける人の存在が少しずつ心を癒し、穏やかな日々を取り戻すことにつながるのだと思います。

3. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?

厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元にした就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円(平均年齢38.7歳」、動物看護従事者の平均年収は351万9000円(平均年齢38歳)です。

ハードな業務に対して動物看護師の過半数が給料に不満を抱く実情もありますが、2022年の愛玩動物看護師国家資格化などを背景に、今後の待遇改善や推移が注目されています。

同じ38歳前後という年代でありながら、獣医師と動物看護師の年収には大きな開きがあります。

ここで注目したいのは、同じ年代でありながら両者の差がおよそ1.9倍にのぼる点です。専門性と資格の違いが、そのまま年収差として表れていると読めます。実際、日本動物看護職協会の調査では、給与に『不満』『非常に不満』と答えた方が合わせて54.5%と過半に達しています。ただ、2022年に『愛玩動物看護師』が国家資格化されたことは、担い手の専門性に裏づけを与え、参入のハードルを設ける動きでもあります。こうした資格化は、一般に中期的な待遇の下支え要因になりうると私は考えています。

獣医師・動物看護師の平均年収はいくら?国家資格化で注目の「給与とリアルな待遇」
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参考資料

小泉 柚乃