海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回ご紹介するのは、ギリシャで動物保護をしている「DAR Animal Rescue」のYouTubeアカウント「@D.A.R.ermionigiannakou」の投稿。

今回は、体にロープが絡まった状態でさまよっていた犬が保護され、治療を受けて仲間たちと元気に過ごす様子を動画で紹介してくださっています。

執筆時点で9880回再生、約2120件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、レスキューされた動物たちの回復に欠かせない存在である獣医師や動物看護の年収についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

ライター 小泉 柚乃
田舎道を1匹でさまよっていた若いオス犬が保護されました。発見時、首と前足にはプラスチック製のロープが絡まり、全身は毛玉に覆われた状態だったそうです。動物病院ではロープや毛玉の除去が行われ、その過程で毛玉や耳の中から複数の棘が見つかり、全て取り除かれました。その後は保護施設でほかの保護犬たちと暮らし始め、元気に遊ぶ姿も見られるようになったといいます。この記事では、犬が保護されるまでの経緯や治療の様子、そして安心できる環境で新たな生活を送る現在の姿を紹介します。
ココがポイント
  • 首と前足にロープが絡まり、1匹で田舎道をさまよっていた若いオス犬を保護
  • 絡まったロープと体中の棘が取り除かれ、他の保護犬たちと新しい生活をはじめた現在の姿
  • 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?

1. 体にロープが絡まりさまよっていた犬を保護

海外のSNSで話題になっているのは、体にロープが絡まった状態でさまよっていた犬を救出し、適切なケアを経て元気を取り戻す様子です。

保護されたのは若いオス犬で、田舎道をたった1匹でさまよっているところを発見されました。

迷子になったのか、怯えた様子で疲れ果てていたといいます。さらに、首と前足にはロープが絡まり、自由に動くことも難しい状態だったそうです。

なぜこのような状態になったのか詳しい経緯は分かっていないそうですが、投稿者によると、人の管理下で過ごしていた犬が何らかの理由で見捨てられ、そのまま放置されていた可能性もあるとのことでした。

2. 【治療を受けた保護犬】見違えるほどすっきりした姿に

保護後はすぐに動物病院へ搬送され、獣医師たちが絡まっていたロープを取り除き、全身にできていたひどい毛玉を除去しました。

毛玉の中にはいくつもの小さな棘が入り込んでおり、さらに詳しく診察すると、耳の中にも2本の棘が刺さっていることが分かりました。獣医師によると、動くたびに痛みを感じていた可能性があるとのことです。

全ての治療を終え、毛玉に覆われていた姿からすっきりとした姿になった彼は、その後保護施設へ移り、ほかの保護犬たちとの新たな生活が始まりました。

現在はスタッフにも心を開いており、仲間の犬たちと楽しそうに遊ぶ姿も見られ、安心できる環境の中で過ごしている様子が確認できました。

コメント欄を見ると

  • 「彼の命を救ってくれてありがとう」
  • 「素晴らしい仕事をしてくれてありがとう」
  • 「なんて可愛い子」
  • 「毛がなくても可愛い」

など、救出に感謝するコメントが多く集まっていました。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

3. 著者からの一言コメント

ライター 小泉 柚乃
体にロープが絡まり自由に動けず、全身の毛玉や耳の棘による痛みに耐えていたことを思うと、とても胸が痛みました。それでも保護後はスタッフや仲間の犬たちと楽しそうに遊ぶ姿が見られ、安心しました。これからは痛みや不安のない環境で、穏やかな毎日を過ごしてほしいです。

4. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?

厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元にした就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円(平均年齢38.7歳)、動物看護従事者の平均年収は351万9000円(平均年齢38歳)です。

ハードな業務に対して動物看護師の過半数が給料に不満を抱く実情もありますが、2022年の愛玩動物看護師国家資格化などを背景に、今後の待遇改善や推移が注目されています。

同じ38歳前後という年代でありながら、獣医師と動物看護師の年収には大きな開きがあります。

ここで注目したいのは、同じ年代でありながら両者の差がおよそ1.9倍にのぼる点です。専門性と資格の違いが、そのまま年収差として表れていると読めます。実際、日本動物看護職協会の調査では、給与に『不満』『非常に不満』と答えた方が合わせて54.5%と過半に達しています。ただ、2022年に『愛玩動物看護師』が国家資格化されたことは、担い手の専門性に裏づけを与え、参入のハードルを設ける動きでもあります。こうした資格化は、一般に中期的な待遇の下支え要因になりうると私は考えています。

獣医師・動物看護師の平均年収はいくら?国家資格化で注目の「給与とリアルな待遇」
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参考資料

小泉 柚乃