海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。
今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護をしているDog & Cat Rescue Samui Found. / Est. 1999さんのInstagramアカウント「@dog_and_cat_rescue_samui」の投稿。
観光客に保護されたケガを負った子犬が、スタッフやボランティアの元で治療を受ける姿を動画で紹介してくださっています。
執筆時点で6100回再生、約160件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。
また記事中では、犬猫の入手経路や経費の現状についても解説していきます。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
1. サクッと読めるダイジェスト
偶然居合わせた観光客やボランティア、別の保護犬などさまざまな愛情を受けて回復を目指す子犬がいます。
タイのサムイ島にある寺院にいた2人のドイツ人観光客が、体に傷を負った子犬を発見しました。子犬は大きな犬に襲われたようです。
2人の観光客は帰ることなく、その場にいた動物救助スタッフとともに施設まで運んでくれました。
さらに、保護先にいたボランティアや保護犬に囲まれながら、子犬が元気を取り戻すまでの姿をこの記事ではお伝えしています。
2. この記事の3つのポイント
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ケガを負った子犬を2人の観光客が抱き抱え、施設まで運ぶ -
2人のボランティアと別の保護犬に囲まれながら、子犬は回復を目指す -
「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?
3. 【観光客に保護された子犬】「フレッケン」
海外のSNSで話題になっているのは、観光客が保護をした子犬を救出し、安全な施設でケアを受ける様子です。救われたオス犬の名前は「Flecken(フレッケン)」。
フレッケンは、タイのサムイ島にある寺院で観光客が保護をした犬です。
動物救助スタッフが寺院にいる犬の親子にエサを与えていたところ、2人のドイツ人観光客が近づいて来たとのこと。
その腕には、ケガをした子犬が抱えられていました。
4. 子犬は大きな犬に襲われた可能性も…
2人の観光客は旅行中にもかかわらず、保護をしたフレッケンをシェルターまで運んでくれました。
腕の中でぐったりとしているフレッケンの体は傷だらけで、つらそうに鳴いていたそうです。
シェルターに到着したフレッケンは、獣医師の診察を受けました。
フレッケンは、大きな犬に襲われて傷を負った可能性があるようです。
幸いにも骨折は見られなかったようですが、深い噛み傷がフレッケンの体からいくつも発見されました。
診察を受けるフレッケンは、ぐったりとした様子を見せます。
5. 別のボランティアと保護犬が懸命に子犬を世話
その後フレッケンは、スウェーデンから来た2人のボランティアの元でケアを受けています。
「フレッケン」の名付け親は、実は彼らなんだとか。
さらに、この家にいた保護犬の「Beyonce(ビヨンセ)」が、保護者のようにフレッケンに寄り添い始めました。
愛情に満ちた環境で、フレッケンは少しづつ元気になっています。
コメント欄を見ると
- 「強い戦士!」
- 「勇敢な少年」
など、ケガと闘う子犬への声援が寄せられていました。
フレッケンが元気に走り回る日が、いち早く訪れることを祈ります!
――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。
6. 著者からの一言コメント
2人のドイツ人観光客と動物保護スタッフ、2人のボランティア、保護犬のビヨンセ。全ての人たちが優しく、フレッケンに無償の愛を注ぐ姿に胸が打たれました。
7. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?
厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元にした就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円(平均年齢38.7歳」、動物看護従事者の平均年収は351万9000円(平均年齢38歳)です。
ハードな業務に対して動物看護師の過半数が給料に不満を抱く実情もありますが、2022年の愛玩動物看護師国家資格化などを背景に、今後の待遇改善や推移が注目されています。
同じ38歳前後という年代でありながら、獣医師と動物看護師の年収には大きな開きがあります。
ここで注目したいのは、同じ年代でありながら両者の差がおよそ1.9倍にのぼる点です。専門性と資格の違いが、そのまま年収差として表れていると読めます。実際、日本動物看護職協会の調査では、給与に『不満』『非常に不満』と答えた方が合わせて54.5%と過半に達しています。ただ、2022年に『愛玩動物看護師』が国家資格化されたことは、担い手の専門性に裏づけを与え、参入のハードルを設ける動きでもあります。こうした資格化は、一般に中期的な待遇の下支え要因になりうると私は考えています。
参考資料
- 厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」「獣医師」
- 厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」「動物看護」
- 一般社団法人 日本動物看護職協会「動物看護師の勤務実態に関するアンケート調査」
- @dog_and_cat_rescue_samui
樋口 郁美




