3. 【精神障がい者の就労状況】過去最高の16.5万件!どんな就労先が多い?
2026年6月19日に厚生労働省より「令和7年度(2025年度)ハローワークを通じた障害者の職業紹介状況」などが公表されました。
新規求職申込件数は約27.8万件(対前年度比3.7%増)、就職件数は約11.5万件(対前年度比0.4%減)となり、新規求職者申込件数は過去最高だった2024年度実績を上回りました。
3.1 精神障がい者のハローワークを通じた求職・就職状況
- 新規求職申込件数:16万5316件(対前年度比7.9%増)
- 就職件数:6万6580件(対前年度比1.6%増)
- 就職率:40.3%(対前年度差2.5ポイント減)
新規求職の申し込みが増加した一方で、就職率は前年度より低下する結果となりました。なお、就職件数は障がい者全体の57.8%を占めており、すべての障がい種別の中で最も多い区分となっています。主な就職先の産業と職業精神障害者の具体的な就職先における、上位の産業と職業の傾向は次の通りです。
- 主な産業:「医療、福祉」が2万7567件(41.4%)、次いで「製造業」が7156件(10.7%)
- 主な職業:「事務従事者」が1万9518件(29.3%)、次いで「運搬・清掃・包装等従事者」が1万8317件(27.5%)
産業別では「医療、福祉」への就職が4割を超えており、他の産業に比べて高い割合を占めていることが分かります。
また職業別で見ると、「事務従事者」と「運搬・清掃・包装等従事者」の2つの職種だけで全体の5割以上を占めています。解雇者数の推移ハローワークに届け出のあった精神障がい者の解雇者数は、今年度は1402人となりました。これは、解雇者数が大幅に増加していた前年度の4244人から大きく減少しています。
