2026年6月も下旬に差し掛かり、夏のボーナスなどを元手にした資産運用を検討している方もいらっしゃるかもしれません。
かつて筆者はファイナンシャルアドバイザーとして証券会社で、個人のお客様や法人に向けてライフプランに寄り添った資産運用をご提案していました。
資産形成において「債券」は、ポートフォリオを調整する際の選択肢の1つとなります。
なお、2026年6月24日に、財務省より新窓販国債(5年もの)の利率が発表されました。
この発表をもって、個人でも購入できる国債の6月募集分に関する発行条件がすべて出そろったことになります。
今回公表された「新窓販国債」の利率は次の通りです。
- 10年: 表面利率2.4%、応募者利回り2.598%(募集価格98円46銭)
- 5年: 表面利率2.0%、応募者利回り1.837%(募集価格100円70銭)
- 2年: 表面利率1.4%、応募者利回り1.329%(募集価格100円13銭)
「新窓販国債」という言葉には少し馴染みがないかもしれませんが、個人投資家にとってより身近なのは「個人向け国債」ではないでしょうか。
個人向け国債は、国が発行しているという安心感があり、資産運用が初めての方でも利用しやすい仕組みが整っています。
この記事では、今月の最新金利(適用利率)や商品の特徴について詳しく確認していきます。
1. 【2026年6月募集分】個人向け国債の最新金利(適用利率)をタイプ別に解説
2026年6月募集分の個人向け国債では、商品タイプごとに異なる適用利率が設定されています。
半年ごとに金利が見直される「変動10年」の適用利率は1.74%です。
一方、発行時の金利が満期まで継続する固定金利タイプのうち、「固定5年」は1.86%に設定されています。
同じく固定金利タイプである「固定3年」の適用利率は1.51%です。
2. 個人向け国債を途中解約(中途換金)する際の注意点
個人向け国債は、原則として発行から1年が経過すれば中途換金が可能です。
換金は1万円単位でおこなえるため、必要な金額だけを部分的に現金化することもできます。
ただし、満期前に換金する際には、直近2回分の各利子相当額に0.79685を掛けた金額が差し引かれる点に注意が必要です。
3. 金利と商品性をふまえた個人向け国債の検討ポイント
2026年6月募集分における個人向け国債の金利は、変動10年が1.74%、固定5年が1.86%、固定3年が1.51%です。
こうした商品性や金利水準を考慮し、個人向け国債の購入を検討している方もいるのではないでしょうか。
設定された利息を確実に受け取るには、中途換金をせず満期まで保有し続けることが大切です。
個人向け国債には「変動10年」「固定5年」「固定3年」という3つの種類が用意されています。
そのため、提示されている金利の高さだけで選ぶのではなく、満期まで解約せずに持ち続けられるかを十分に検討することが重要です。
※当記事は再編集記事です。


