5. 【年収200万円以上が目安】後期高齢者医療制度で「2割負担」になる所得基準

後期高齢者医療制度において、医療費の自己負担割合が2割となるのは、一定以上の所得がある人です。

具体的には、以下の2つの条件を両方とも満たす場合に2割負担の対象となります。

  • 1:同じ世帯にいる被保険者の中に、住民税の課税所得が28万円以上の人がいる。
  • 2:同じ世帯の被保険者全員の「年金収入(※1)」と「その他の合計所得金額(※2)」を合わせた額が、世帯に被保険者が1人の場合は200万円以上、2人以上の場合は合計320万円以上である。

※1「年金収入」とは、公的年金等控除などを差し引く前の金額です。遺族年金や障害年金は判定の対象外です。
※2「その他の合計所得金額」とは、事業収入や給与収入などから、必要経費や給与所得控除などを差し引いた後の金額です。

ご自身やご家族が2割負担に該当するかどうかは、厚生労働省が提供しているフローチャートで確認するのが便利です。

5.1 あなたは対象?2割負担の判定基準がわかるフローチャート

75歳以上の医療費自己負担割合は、世帯の所得状況などに基づいて判定されます。

2割負担となるのは、世帯内に課税所得28万円以上の被保険者がいることに加え、「年金収入」と「その他の合計所得金額」の合計が以下の基準を超える場合です。

  • 単身世帯の場合:「年金収入+その他の合計所得」が200万円以上
  • 複数人世帯の場合:「年金収入+その他の合計所得」の合計が320万円以上

自分や家族の負担割合がどうなるか知りたい場合は、厚生労働省が公表しているフローチャートを使うと、判定の目安を簡単に確認できます。

【後期高齢者医療制度】「窓口負担割合」フローチャート5/7

【後期高齢者医療制度】「窓口負担割合」フローチャート

出所:厚生労働省「後期高齢者の窓口負担割合の変更等(令和3年法律改正について)」