3. 2000万円達成までの現実的な道筋とは?

今回のシミュレーションでは、15年間で2000万円到達が可能な条件としては、「月5万円で好調な運用」、または「月10万円の積立」が必要であるという結果となりました。

しかし、長期的な利回りを正確に予測することは不可能です。現実的な道筋としては、一定の経済指標と連動するインデックスファンドに投資をする場合、「利回り4%〜6%を期待値としておく」ことをオススメします。

その上で、できるだけ確実に2000万円という目標を達成したいと思うのであれば、以下のポイントを意識することが重要です。

3.1 積立額を増やす

シミュレーション結果からわかる通り、月10万円の積立ができれば、例え利回りが低迷したとしても、元本だけで2000万円に大きく近づきます。月10万円の捻出は簡単ではありませんが、日々の家計を見直し、無駄な固定費を削減したり、副業などで収入を増やしたりして投資額を作ることで、将来の大きな目標に手が届きやすくなります。

3.2 運用期間を延ばす

たとえ毎月の積立額が3万円や5万円であっても、運用期間を長期化させることで複利効果が飛躍的に高まり、目標である2000万円への到達は極めて現実的なものとなります。ここで言う「運用期間」とは、新規の積立を行わず、15年間積み立てた資産をそのまま「保有し続ける期間」も含まれます。

積立・運用期間をできるだけ延ばすことで、市場の成長による恩恵を長期的に受けることができます。そのため、一日でも早く投資を開始することが、資産形成における重要なポイントです。