2. 投資シミュレーション

今回は、月3万円・5万円・10万円の3パターンの積立額で、それぞれ利回り10%、6%で運用ができた場合に、それぞれどのような結果となるかをシミュレーションしていきます。

2.1 月3万円

まずは、家計への負担が比較的少なく、多くの方が無理なく継続しやすい「月額3万円」の積立を15年間行った場合の結果です。

【利回り10%】

月3万円×利回り10%3/8

月3万円×利回り10%

出所:金融庁「つみたてシミュレーター」

  • 積立元本:540万円
  • 運用利益:655万円
  • 総資産額:1195万円

【利回り6%】

月3万円×利回り6%4/8

月3万円×利回り6%

出所:金融庁「つみたてシミュレーター」

  • 積立元本:540万円
  • 運用利益:321万円
  • 総資産額:861万円

月3万円は、家計への負担が比較的小さく、長く続けやすい積立額です。一方で、結果を見るとわかるとおり、好調に運用ができたとしても15年で2000万円には届きません。

ただ、利回り10%なら資産額が2倍以上、利回り6%でも1.5倍以上と、長期的に運用をすることで資産形成としては十分に強い成果を得ることができます。

2.2 月5万円

次に、少し投資資金を捻出して「月額5万円」の積立を行った場合を見ていきます。

【利回り10%】

月5万円×利回り10%5/8

月5万円×利回り10%

出所:金融庁「つみたてシミュレーター」

  • 積立元本:900万円
  • 運用利益:1092万円
  • 総資産額:1992万円

【利回り6%】

月5万円×利回り6%6/8

月5万円×利回り6%

出所:金融庁「つみたてシミュレーター」

  • 積立元本:900万円
  • 運用利益:535万円
  • 総資産額:1435万円

利回り10%という好調な運用ができた場合は総資産額が1992万円となり、2000万円に大きく近づく結果となります。一方で、現実的な数値である年利回り6%のシナリオでは、総資産額は1435万円という結果です。

将来の利回りを予測することは不可能なため、「15年間で絶対に2000万円を達成したい」と考える場合には、月5万円ではかなり不確実性が高いと言えるでしょう。