2. 初夏から楽しむ【暑さに強い多年草5選】ベランダや小さな庭におすすめの涼やか多年草

限られたスペースでも、少し高さのある植物を入れたり、鉢から枝垂れさせたりすることで、ぐっと立体的な印象になります。ここでは、暑さに強く、風にそよぐ姿が美しい5種と、失敗しないための栽培のコツを見ていきましょう。

2.1 涼しげなブルーが鉢から溢れる「エボルブルス」

エボルブルス2/10

エボルブルスの青い花

Peace-loving/shutterstock.com

エボルブルス(アメリカンブルー)は、目の覚めるようなクリアなブルーの小花が魅力です。白やシルバーリーフの植物と合わせると、初夏らしい清涼感たっぷりの空間が完成します。

横へ這うように旺盛に伸びる性質があるため、少し高さのある鉢に植えて縁から自然に枝垂れさせたり、ハンギングバスケットで吊るして飾ったりすると、空間を有効に使えます。

暑さに非常に強い一方、過湿を嫌うため、水やりは土の表面がしっかりと乾いてからたっぷりと与えるのが、梅雨や真夏に根腐れさせない秘訣です。

※冬越しの注意点:エボルブルスは本来多年草ですが、寒さに非常に弱いため、日本の多くの地域では屋外での冬越しができず「一年草」として扱われるのが一般的です。室内で管理する場合も、室温や日照条件によっては冬越しが難しい場合がありますので、あらかじめご了承ください。

※参考価格:200円~600円前後(3号ポット苗)

2.2 蝶が舞うような可憐な花姿の「ガウラ」

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ガウラの花

Nstart/shutterstock.com

細長い茎の先に、白い蝶が舞うような可憐な花を咲かせるガウラ(白蝶草)。そよ風に揺れるその繊細な姿は、人工的になりがちなベランダや小さな庭に、心地よい自然な「動き」をもたらしてくれます。

見た目の可憐さとは裏腹に暑さや乾燥に強く、毎年花を咲かせてくれる丈夫な多年草です。

ただし生育が旺盛なため、限られたスペースの鉢植えで育てる場合は、初夏に草丈の半分ほどで一度思い切って「切り戻し」を行うと、倒れにくくバランスのよい美しい姿で秋まで長く花を楽しめます。

※参考価格:400円~1000円前後(3号ポット苗)