2.3 スタイリッシュな細葉がすっきりとした印象を与える「マホニア・コンフューサ」
近年モダンな建築の植栽によく使われるマホニア・コンフューサ。一般的なヒイラギナンテンとは異なり, 直線的でスタイリッシュな細葉が特徴です。
すっきりとした草姿は、空間に洗練された印象を与えてくれます。成長が比較的穏やかで自然に樹形が整いやすいため、剪定の手間があまりかかりません。
日向から半日陰まで適応しますが、ベランダ環境ではコンクリートの照り返しや強い西日で葉焼けを起こすことがあるため、真夏は明るい日陰に移動させるなど工夫してあげましょう。
また、一般的なヒイラギナンテンよりトゲが柔らかいとはいえ、触れるとチクッとする場合があります。狭いベランダでは、子供やペットが触れたり、洗濯物を干す際などに直接肌に触れたりしないよう、少し余裕を持った場所へ配置してあげてくださいね。
※参考価格:1500円~3500円(5号ポット苗)
3. まとめにかえて
今回は、半日陰のベランダでも育てやすい、鉢植えシンボルツリーにおすすめの常緑低木を3種類ご紹介しました。
鉢植えで育てるメリットは、土がないベランダでも手軽に取り入れられるだけでなく、季節ごとの日当たりや長雨に合わせて簡単に置き場所を移動できる点にあります。
信楽焼のような和風の鉢やシックなスクエア鉢などを合わせることで、空間のアクセントとしても活躍してくれますよ。
今回ご紹介したような「剪定の手間が少ない、あるいは整えやすい植物」であっても、「ローメンテ=ほったらかしでよい」というわけではありません。
特にコンクリートのベランダは非常に乾燥しやすいため、初夏から夏にかけては日々の観察と水やりが欠かせません。
「土が乾いたらたっぷりと水を与える」という基本を大切に、水切れを防いであげてくださいね。また、鉢植えの樹木と長く付き合うためには、数年に一度の「植え替え」もおこないましょう。
植物本来の強さと必要な手間を正しく理解し、ぜひご自宅のベランダに、静かで美しい緑の憩いの場を作ってみてはいかがでしょうか。
4. 【ガーデニング豆知識】日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?
さいごに「日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違い」も整理しておきましょう。
- 日なた:1日中よく日光が当たる場所。または、日陰になる時間が1日2~3時間程度。
- 半日陰:半日程度(1日3~6時間程度)日が当たる場所。または、日なたの木の下など、木漏れ日がさす場所。
- 明るい日陰:1日を通して直射日光はほとんど当たらないが、外壁や窓などの反射光で、ある程度の明るさがある場所。または、1日1~2時間程度日が当たる場所。
- 日陰:1日を通して日光がほとんど当たらない場所。
「日陰で育つ」と言われている植物の多くは「半日陰」や「明るい日陰」を好みます。完全な「日陰」で生育できる植物もありますが、そのような場所では花つきや葉色が悪くなりがちです。
可能であれば、少しでも明るい場所や、1日1~2時間でも日光が当たる場所を選んで植え付けると、育てやすくなりますよ。
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LIMOガーデニング部

