「ステキな植物をお迎えしたら、思いのほか元気に育って困ってしまった」という経験はありませんか?植物を選ぶ際、生育スピードや繁殖力、たくましさなどを知っておくことも、ガーデニングを楽しむための大切なポイントです。

生育旺盛で繁殖力が強いということは、言い換えれば「非常に丈夫で育てやすい」という大きなメリットでもあります。鉢植えで育てれば広がりすぎる心配も少なく、特別なお世話がなくても元気に育ってくれる頼もしい存在です。

この記事では、そんな生命力にあふれる植物3種を参考価格とともにご紹介します。少しの管理のコツを押さえるだけで、安心してお庭やベランダを彩ることができる多年草や低木たちです。

1. 庭に植えてはいけない!?生育旺盛&よく増える《多年草・低木》3選

1.1 爽やかな香りで癒してくれる「ミント類」

ミント類1/7

Vadim ZH/shutterstock.com

爽やかなグリーンの葉と清涼感のある香りで、多くの人に愛されているミント。ペパーミントやスペアミントなど種類も豊富で、ハーブティーやスイーツの添え物など、暮らしの中で多彩に楽しめます。

非常に丈夫で育てやすい反面、地下茎を伸ばして驚くほど元気に広がっていく性質を持っています。そのため、鉢植えで育てるのがおすすめです。

地植えにする場合は、根止め板などで土の中や地上部を区切っておきましょう。さらに、こまめに切り戻しを行うと、他の植物の場所に入り込むのを防ぎ、美しい景観を保ちやすくなります。

※参考価格:200円~600円前後(3号ポット苗)

1.2 カラフルな小花が手まりのように咲く姿が愛らしい「ランタナ(七変化)」

ランタナ2/7

オレンジ色のランタナの花。

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小さな花が集まって、まるで打ち上げ花火のような愛らしい姿を見せてくれるランタナ。咲き進むにつれて花色が黄色からピンク、オレンジへと変化していくため、「七変化」というロマンチックな和名でも親しまれています。

寒さに弱く寒冷地では一年草として扱われることもありますが、常緑低木に分類されている植物です。生育旺盛で繁殖力も高く、こぼれ種や地下茎、地上部の枝からもよく増えるため、環境省の生態系被害防止外来種リストに指定されています。

ランタナを広げすぎないように楽しむためには、花が終わったら種ができる前にこまめに花がらを摘みましょう。また、種ができにくいように改良された品種(PWのスーパーランタナなど)を選ぶのもひとつの工夫です。

また、葉や種には毒性があるため、小さなお子様やペットがいるご家庭では、誤って口にしないよう鉢を置く場所などに配慮してあげてください。

※参考価格:400円~800円前後(3号ポット苗)

1.3 繊細な茎と丸い葉がおしゃれな「ワイヤープランツ」

ワイヤープランツ3/7

slyz_garden/shutterstock.com

細くしなやかな茎に、ツヤのある小さな丸い葉が連なるワイヤープランツ。ナチュラルでおしゃれな雰囲気が魅力で、寄せ植えのアクセントや室内の観葉植物としても活躍してくれます。

見た目は繊細ですが、こちらも低木の仲間であり、とても強健な性質です。地植えで環境が合うと地面を這うように広がり、フェンスなどに絡みながら縦横無尽に枝を伸ばして成長します。

茎や根がしっかりとしていて思いがけない場所まで広がることがあるため、一度広がってしまうと切り戻しが難しい植物です。好みのサイズを保てるように鉢植えで管理し、定期的に切り戻して可愛らしい姿をキープしましょう。

※参考価格:200円~750円前後(3号ポット苗)

2. 元気な植物をコントロール「広げずに楽しむ育て方」4つのコツ

2.1 地植えではなく、鉢やプランターで育てる

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生育旺盛な植物は地植えではなく、鉢やプランターで育てるのが安心。根が広がるスペースを鉢の中に限定することで、大きくなりすぎるのを防げます。

コンクリートやタイルの上にフラワースタンドなどを置いて飾れば、茎が地面に伸びて根付いてしまう心配も少なくなりますよ。

2.2 種がこぼれる前に花がら摘みをする

ランタナのようにこぼれ種で増えやすい植物は、お花が咲き終わって色あせてきたら、種ができる前にこまめに摘み取ってあげましょう(花がら摘み)。

このひと手間をかけることで、離れた場所から芽が出るのを防ぐだけでなく、株の体力が温存されて次々と新しいお花を咲かせてくれます。

2.3 定期的に剪定する・不要な部分は根から抜く

元気いっぱいに育つ植物は、伸びすぎた枝やツルを定期的にハサミで切り戻してあげると、風通しがよくなり、株の形もきれいにまとまります。

もし、想定外の場所から芽が出てしまった場合は、小さいうちに優しく根っこから抜いて整理してあげるのが、美しい庭を保つコツです。

2.4 剪定した茎や根の適切な処分方法

切り戻した元気な枝や、間引いた根をそのまま土の上に置いておくと、そこから再び芽や根を出して成長してしまうことがあります。お手入れの際に出た植物の枝葉や根はすぐにゴミ袋にまとめて、各自治体のルールに従って処分しましょう。

3. おわりに:植物の性質を知って、ガーデニングをもっと楽しもう!

今回は、とても丈夫で元気に育つ植物3種と、広げすぎないように楽しむための4つのコツをご紹介しました。

「生育旺盛で繁殖力も強い」ということは、決して悪いことではありません。多少環境が悪くても元気に生育する多年草や低木は、見ていて元気をもらえる癒しの存在になってくれるかもしれません。

それぞれの植物の個性や性質を理解して、鉢植えにしたりこまめにカットしたりと工夫を加えることで、毎日のガーデニングライフがもっと豊かで心安らぐものになります。ぜひ、植物たちとの楽しい時間を過ごしてみませんか?

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