庭や玄関、ベランダで植物を育てたいと思いながらも「半日しか日光が当たらない」「一日数時間しか日が差さない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

そんなときにおすすめしたいのが、葉色や模様が美しいカラーリーフたち。
いくつかの種類を集めて一鉢に植え込めば、花に頼らなくても華やかでおしゃれな寄せ植えを作ることができます。

今回は本格的な暑さや梅雨を迎える前の今のうちに植え付けたい、鮮やかな葉色が魅力のコリウスを中心にした《カラーリーフのおしゃれな寄せ植え》の作り方に加え、半日陰を明るく彩るおすすめの植物を、参考価格とともに紹介します。

1. この記事で紹介する「シェードガーデンを彩るカラーリーフ」

コリウス1/8

コリウス

helgafo/shutterstock.com

  • コリウス:鮮やかな葉色が魅力の、半日陰をパッと明るく彩る一年草扱いの主役カラーリーフ。
  • ギボウシ(ホスタ):優雅に広がる大きな葉で足元にボリュームを添える、耐陰性に優れた落葉宿根草。
  • ヒューケラ:波打つ葉が重なり合う姿が美しく、一年中グラデーションを楽しめる常緑多年草。

2. 半日陰で楽しむカラーリーフ《コリウスと相性の良いシックな葉物2選》

花がなくても、質感や大きさの異なるカラーリーフを組み合わせることで、華やかで奥行きのある洗練されたひと鉢が完成します。

管理もしやすく初心者にもおすすめ。各植物の特徴と具体的な栽培のコツを見ていきましょう。

2.1 コリウス:多彩な葉色で半日陰を明るく照らす主役

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InnaPoka/shutterstock.com

InnaPoka/shutterstock.com

育てやすさとカラーバリエーションが魅力のコリウス。

寄せ植えの主役には、葉が中型~大型の存在感があるタイプを選ぶのがおすすめです。こまめに先端の葉を摘み取る「摘心」を行うことで、脇芽が増えてこんもりとボリュームのある草姿に育ちます。

本来は多年草ですが、日本の冬の寒さでは枯れてしまうため、春から秋まで楽しむ「一年草」として扱うのが一般的です。

※参考価格:200円〜400円前後(3号ポット)

2.2 ホスタ(ギボウシ):優雅に広がる葉がボリュームと落ち着きを演出

ホスタ(ギボウシ)3/8

ホスタ(ギボウシ)

Jennifer Sanerkin/istockphoto.com

古くから日本に自生し、優雅に広がる葉が美しいホスタ。寄せ植えの脇役には、主役を引き立てる小さめサイズが最適です。

冬には地上部が枯れますが、春には再び美しい姿を見せてくれます。

ただし初夏の柔らかな葉はナメクジの大好物。鉢をスタンドに乗せるなど対策をしましょう。

※参考価格:500円〜1000円前後(3〜4号ポット)

2.3 ヒューケラ:葉の重なりがシックなグラデーションを生み出す

ヒューケラ4/8

ヒューケラ

Buquet Christophe_shutterstock.com

波打つ葉が重なり合うヒューケラは、日陰や寒さに強く冬も葉色を保つ頼もしい存在です。

主役と同系色や深みのあるカラーを足元に配置すると、洗練されたグラデーションが生まれます。

夏の高温多湿は苦手なため、密集して傷んだ下葉をこまめに取り除いたり、鉢をすのこやスタンドの上に乗せて風を通したりして、しっかり通気性を確保してあげましょう。

※参考価格:400円〜800円前後(3〜4号ポット)

3. まとめにかえて

色鮮やかなコリウス、優雅なホスタ、深みのあるヒューケラ。葉を楽しむ3つの植物だけで、半日陰の空間をシックに演出する素敵な寄せ植えが完成します。

配色に迷ったら、主役を引き立てるカラーのホスタと、同系色のヒューケラを選ぶと失敗しにくく、洗練されたひと鉢に仕上がりますよ。

冬になるとコリウスは寿命を迎え、ホスタも葉を落として休眠するため、3種が揃った今の姿を楽しめるのは秋までです。

コリウスの鮮やかな葉色を保ちつつ、ホスタとヒューケラの葉焼けを防ぐため、午前中だけ日が当たる『明るい半日陰』に鉢を置くのが長く楽しむポイントです。

本格的な暑さや梅雨が訪れる前のこの時期に、季節の移り変わりを感じられるカラーリーフの寄せ植えに、ぜひ挑戦してみてくださいね。

4. 【ガーデニング豆知識】日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?

日なた・日陰・半日陰・明るい日陰の違い5/8

日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違いとは?

出所:LIMO編集部作成

さいごに「日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違い」も整理しておきましょう。

  • 日なた:1日中よく日光が当たる場所。または、日陰になる時間が1日2~3時間程度。
  • 半日陰:半日程度(1日3~6時間程度)日が当たる場所。または、日なたの木の下など、木漏れ日がさす場所。
  • 明るい日陰:1日を通して直射日光はほとんど当たらないが、外壁や窓などの反射光で、ある程度の明るさがある場所。または、1日1~2時間程度日が当たる場所。
  • 日陰:1日を通して日光がほとんど当たらない場所。

「日陰で育つ」と言われている植物の多くは「半日陰」や「明るい日陰」を好みます。完全な「日陰」で生育できる植物もありますが、そのような場所では花つきや葉色が悪くなりがちです。

可能であれば、少しでも明るい場所や、1日1~2時間でも日光が当たる場所を選んで植え付けると、育てやすくなりますよ。

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LIMOガーデニング部