「素敵な植物を迎えたら、予想以上に増えてしまって困った…」そんな経験はありませんか。ガーデニングを心から楽しむためには、植物を選ぶ際にその成長スピードや繁殖力を知っておくことが大切です。
生育が旺盛で繁殖力が強い植物は、見方を変えれば「丈夫で育てやすい」という大きな利点があります。特に鉢植えで育てれば、広がりすぎる心配も少なく、手間をかけなくても元気に育ってくれる頼もしい存在です。
この記事では、そんな生命力あふれる植物3種類を参考価格とあわせて紹介します。管理のコツを少し押さえるだけで、お庭やベランダで安心して育てられる多年草や低木について見ていきましょう。
1. 庭に植えてはいけない!?暑さに強い&おしゃれな《低木・多年草》3選
1.1 おしゃれな雰囲気で人気の「ワイヤープランツ」
ワイヤープランツ1/7
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針金のように細くしなやかな茎に、光沢のある小さな丸い葉が連なる姿が特徴のワイヤープランツ。そのナチュラルでおしゃれな雰囲気から、寄せ植えのアクセントや室内のインテリアグリーンとしても活躍します。
見た目は華奢な印象ですが、これも低木の一種で、非常に強健な性質を持っています。地植えにして環境が合えば、地面を覆うように広がり、フェンスなどに絡みつきながら自由に枝を伸ばして成長していきます。
茎や根がとても固く、いつの間にか広範囲に伸びていることがあるため、一度繁殖してしまうと剪定が困難になります。好みの大きさを維持できるよう鉢植えで管理し、定期的に切り戻すことで、おしゃれで愛らしい姿を保つことができます。
※参考価格:200円~750円前後(3号ポット苗)
1.2 清涼感ある香りが魅力の「ミント類」
ミント類2/7
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清々しい緑の葉とクールな香りが特徴のミントは、多くの人々に親しまれています。ペパーミントやスペアミントなど多様な種類があり、ハーブティーやデザートの飾り付けなど、生活のさまざまな場面で活用できます。
とても丈夫で育成が容易な一方で、地下茎を伸ばして力強く広がっていく性質があります。このため、鉢植えでの栽培が推奨されます。
もし地植えを選ぶなら、ルートストッパー(根止め板)などを使い、土中と地上両方の生育範囲を区切ることが重要です。加えて、頻繁に切り戻しをすることで、他の植物の領域への侵入を防ぎ、庭の美観を維持しやすくなります。
※参考価格:200円~600円前後(3号ポット苗)
1.3 愛らしい小花が魅力の「ランタナ(七変化)」
ランタナ3/7
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小さな花が密集し、まるで打ち上げ花火のように可愛らしい姿を見せるランタナ。開花が進むにつれて花の色が変化することから、「七変化」という風情のある和名でも知られています。
寒さにはあまり強くなく、寒冷地では一年草として扱われる場合がありますが、分類上は常緑低木です。非常に生育が旺盛で繁殖力も強いため、こぼれ種や地下茎、さらには地上部の枝からも根を出して広がります。この性質から、環境省の「生態系被害防止外来種リスト」にも掲載されています。
ランタナを増やしすぎないように楽しむには、花が咲き終わった後、種が形成される前に花がらをこまめに摘み取ることが効果的です。また、PWの「スーパーランタナ」など、種ができにくいように改良された品種を選ぶのもひとつの方法です。
葉や種子には毒性が含まれるため、小さなお子さんやペットのいるご家庭では、誤飲を防ぐために鉢の設置場所などに注意が必要です。
※参考価格:400円~800円前後(3号ポット苗)
2. 繁殖力が強く生育旺盛な植物を「コンパクトに楽しむ育て方」4つのコツ
2.1 鉢やプランターを活用して地植えを避ける
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成長が活発な植物は、地植えにするよりも鉢やプランターで栽培する方が管理しやすくなります。根が伸びる範囲を鉢内に制限することで、過剰な成長を抑制できます。
コンクリートやタイルの上にフラワースタンドなどを利用して設置すれば、茎が地面に接触して根付くリスクを減らすことが可能です。
2.2 こぼれ種を防ぐための「花がら摘み」
ランタナのように、こぼれ種で繁殖しやすい植物の場合、花が咲き終わり色褪せ始めたら、種が実できる前にこまめに摘み取ること(花がら摘み)が大切です。
この一手間を加えることで、意図しない場所からの発芽を防げるだけでなく、株のエネルギーを消耗させずに済み、次々と新しい花を楽しむことができます。
2.3 定期的な剪定と不要な部分の除去
旺盛に成長する植物は、伸びすぎた枝やツルを定期的に剪定することで、風通しが改善され、株全体の形も美しく整います。
もし予期せぬ場所から芽が出てきたら、まだ小さいうちに根から優しく引き抜いて整理することが、庭を美しく保つためのポイントです。
2.4 剪定後の枝や根は正しく処分する
剪定した生命力の強い枝や間引いた根を土の上に放置すると、そこから再び発芽・発根して成長を始めることがあります。手入れで出た植物の枝葉や根は、速やかにゴミ袋に入れ、お住まいの自治体が定める規則に沿って処分してください。
3. まとめ:植物の個性を理解してガーデニングをより豊かに
この記事では、非常に丈夫で元気に育つ植物3種類と、それらが広がりすぎるのを防ぎながら楽しむための4つのコツを解説しました。
「生育が旺盛で繁殖力が強い」という性質は、必ずしもデメリットではありません。多少厳しい環境でもたくましく育つ多年草や低木は、私たちに癒しや活力を与えてくれる存在にもなり得ます。
それぞれの植物が持つ個性や性質を理解し、鉢植えで育てたり、こまめに剪定したりといった工夫を取り入れることで、日々のガーデニングがより豊かで心穏やかな時間になるでしょう。個性的な植物との素敵な時間を過ごしてみませんか。
※この記事は再編集記事です
参考資料
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参考資料
鈴森 真樹