「現金給付」はもう終わり?新制度「給付付き税額控除」で私たちの手取りはどうなる?《年金生活・会社員》恩恵を受ける人を徹底解説
食料品の消費税ゼロとあわせて注目!10万円控除されたら手取りはいくら増えるのか
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物価高や社会保険料の負担増が続く中、これまで繰り返されてきた「現金給付」に代わる新たな支援策として注目されているのが「給付付き税額控除」です。
減税と給付を組み合わせることで、納税額の多少にかかわらず幅広い層の手取りを底上げする仕組みとされ、会社員だけでなく年金生活者にも影響が及ぶ可能性があります。
では、従来の支援策と何が違い、誰の家計にどのような変化をもたらすのでしょうか。
本記事では、新制度の基本的な仕組みとともに、年金生活者と会社員それぞれが受ける恩恵について分かりやすく解説します。
1. 現金給付から「給付付き税額控除」へ?政府が示した新たな支援の方向性
高市総理は、2026年2月18日に実施された記者会見で、税や社会保険料、物価高に直面する中所得・低所得層の負担軽減を目的に、「『給付付き税額控除』の制度設計を含む『社会保障と税の一体改革』の検討を進め、結論を得る」と述べました。
あわせて制度が導入されるまでの対策として、飲食料品に限って「2年間の消費税ゼロ税率」を検討する方針も示しています。
必要に応じて現金を配る従来の方法ではなく、税を通じて可処分所得を引き上げる形への転換が想定され、年金生活者や働く世代の家計に影響する制度として注目が高まっています。
次章では、政府が現在検討している新制度「給付付き税額控除」とは、どのようなものなのか確認していきましょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)/元銀行員/金融ライター
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)保有。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて主にリテール営業に従事した。とくに銀行では国内外株式の仲介、国内外の債券、投資信託、生命保険、住宅ローンなどの販売に携わり、全国表彰歴あり。金融機関勤務後は経験を活かし、株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチ(旧:株式会社ナビゲータープラットフォーム)に入社。
現在はくらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて、厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用、NISA、iDeCo、住宅ローン、カードローン、為替相場、株式投資などを中心に記事の企画・執筆・編集・監修をおこなっている。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数達成。(2025年8月25日更新)