4. 物価高の今こそ考えたい、将来に向けた資産形成
ここまで、日本の「富裕層・超富裕層の割合」や、年収別の金融資産保有額について解説しました。
また、年代別の「平均貯蓄額・中央値」もご紹介しました。
富裕層や超富裕層は、預貯金だけでなく株式や投資信託といった金融資産を多く保有していることが推測されます。
将来を見据えて資産運用を活用する方は、年々増加傾向にあります。
物価上昇によるインフレリスクから資産を守るためにも、資産運用の重要性は高まっていると言えるでしょう。
ただし、資産運用は、利益が期待できるだけではありません。
リスクとリターンは比例する傾向にあり、価格変動リスクなどが伴います。
そのため、金融リテラシ―を身につけておくことも大切です。
この機会に、現在の物価動向を踏まえつつ、将来に向けた資金計画を一度見直してみてはいかがでしょうか。
※この記事は再編集記事です。
参考資料
菅原 美優
執筆者
ファイナンシャルアドバイザー/一種外務員(証券外務員一種)/生命保険販売資格
相続診断士、一種外務員(証券外務員一種)、生命保険販売資格を保有。関西学院大学国際学部卒業後、人材業界にて求職者のキャリア支援や企業の採用コンサルティングに従事。その後、ジブラルタ生命保険株式会社に入社し、生命保険販売業務に携わる。現在はファイナンシャル・アドバイザーとして人生設計をサポートし、資産形成から相続までのライフステージに応じた提案を得意としている。お客様からの紹介を通じて、老若男女問わず幅広い世代の人生やお金にまつわる相談経験を待つ。兵庫県三田市出身。
監修者
マネー編集部ウェルスマネジメント班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、大手証券会社やメガバンク等の金融機関にて勤務経験がある編集者が中心となり、金融庁や一般社団法人投資信託協会など官公庁等の公開情報等をもとにわかりやすい記事の情報発信を行っています。
マネー編集部ウェルスマネジメント班に所属する編集者は野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵などの資産運用アドバイザー経験者等で構成されており、各々がFPとして若年層から富裕層までの相談経験をもつ。トップセールスで多数の表彰歴を持つ編集者など、表彰歴多数の編集者も複数在籍。株式や投資信託などを用いた豊富な資産運用、資産形成、老後資金のアドバイスなどの経験と知識を保有し、読者に正確な記事を届けています。
一種外務員資格(証券外務員一種)、CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年7月8日)