2. 成年後見制度、申立件数4万件以上!「どんなことが心配?」
成年後見制度は、知的障害・精神障害・認知症などで判断に不安がある人のために、財産管理や契約手続きなどを支援する制度です。
利用前は、たとえば高額な買い物をしてしまう、キャッシュカードの暗証番号を忘れて手続きができなくなる、といった問題が起こることもあります。
成年後見制度を利用すると、成年後見人などが本人に代わって銀行手続きや契約を行ってくれるため、日常生活の安心感が得られます。
2.1 制度の利用状況と目的
令和6年の成年後見制度への申立件数は合計4万1841件で、前年より約2.2%増加しました。
※申立件数とは、「成年後見制度を利用したい」と家庭裁判所に申し込んだ手続きの数を指します。
内訳は以下の通りです。
- 後見開始:2万8785件(最も多い)
- 保佐開始:9156件
- 補助開始:3026件
また、令和6年12月末時点での制度利用者数(成年後見・保佐・補助・任意後見の合計)は25万3941人に上ります。

