5. まとめにかえて
今回は、最高裁のデータをもとに、長寿時代のセカンドライフを守る成年後見制度の現状をわかりやすく解説しました。制度の利用は年々増えており、その最大の目的として、認知症などによる「預貯金管理・解約」の不安を解消することもあげられます。
法定後見制度にはご自身の判断能力に応じて、「補助」「保佐」「後見」の3つのタイプがあります。また、後見人の多くは司法書士や弁護士などの専門職で、複雑な財産管理やトラブル回避をサポートしてくれます。
成年後見制度は、自分らしい安心な未来を描くための前向きな選択肢のひとつです。まずは情報を集め、専門窓口に相談することからはじめてみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 厚生労働省「令和6年 簡易生命表」
- 厚生労働省「成年後見はやわかり」
- 厚生労働省「成年後見制度についてよくわかるパンフレット・自分一人ではよくわからない!?」
- 最高裁判所事務総局家庭局「成年後見関係事件の概況―令和6年1月~12月―」
村岸 理美