面接回数が少ないとあまり感じないかもしれませんが、リクルーターとのやり取りの回数が増えてくると、当初の自己PRやエントリーシートが「取り繕いすぎているな」となってきます。
リクルーターも最終的には「この学生と一緒に働きたい」と思うような学生を採用するわけです。したがって、よそよそしい距離感の学生よりは、一歩踏み込んで付き合える距離感となった学生を評価します。
意外かもしれませんが、入社後もリクルーターであった人とは仕事では同期と違った協力関係にもなれたりします。同期と比べるとリクルーターは当然、年次が上なので、仕事を運ぶ際に根回しなどの協力をしてくれたりします。
外資系金融機関の採用とは
さて、私は新卒の際にも、米系投資銀行を中心に外資系金融機関を受けました。外国人も含めて何度も何度も面接をし、多くの面接をパスしたのちにインターンシップにも参加しました。
ただし、こうしたプロセスは新卒に限らず中途採用の場合でも同じです。外資系金融機関の面接過程(インタビュープロセス)は、一緒に働くことになる志願者(アプリカント)を徹底的に見極めることに時間を使います。