3. セルフケアを実践できない理由は「情報不足」?
セルフケアをできていないと回答した人にその理由を尋ねると「何をすればいいのか分からないから」が38.6%で1位になりました。
3.1 ギャップを生み出す理由は「何をすればいいかわからない」が約4割
セルフケアが実践できていない理由 ※複数回答 (n=544)
- 1位: 何をすればいいのか分からないから: 38.6%
- 2位: 良い睡眠がとれていないと思うから: 30.5%
- 3位: 仕事や勉強、家事・育児などで忙しいから: 28.3%
- 4位: 運動・身体を動かす機会が減ったから: 27.2%
- 5位: 生活リズムが乱れているから: 20.2%
セルフケアをできていないと回答した人にその理由を尋ねると、「何をすればいいのか分からないから」が38.6%で1位になりました。
次いで「良い睡眠がとれていないと思うから」が30.5%、「仕事や勉強などで忙しいから」が28.3%と続き、情報不足と多忙が主な障壁となっていることがわかります。
そんな「情報不足」を感じるZ世代は、実際にどのように健康やセルフケアに関する情報を集めているのでしょうか。
3.2 情報収集の主力は「テレビ」と「検索エンジン」世代差も見受けられる
【Z世代】健康やセルフケア情報入手経路(n=258)
- 1位: テレビ番組、新聞や雑誌記事: 43.8%
- 2位: 検索エンジン: 38.8%
- 3位: SNS: 38.4%
- 4位: 家族、友人や知人: 26.0%
- 5位: ウェブメディア: 24.4%
【ミドル世代】健康やセルフケア情報入手経路(n=427)
- 1位: テレビ番組、新聞や雑誌記事: 56.0%
- 2位: 検索エンジン: 44.5%
- 3位: ウェブメディア: 31.1%
- 4位: 企業のウェブサイト: 26.0%
- 5位: 医療機関: 23.9%
Z世代、ミドル世代ともに情報収集に最も利用するのは「テレビ番組、新聞や雑誌記事」。次いで「検索エンジン」がランクインしているのも共通しています。
しかし3位以降は、Z世代とミドル世代とでは異なる傾向を示しています。Z世代では「SNS」「家族、友人や知人」「ウェブメディア」の順でランクインしている一方、ミドル世代では「ウェブメディア」「企業のウェブサイト」「医療機関」の順でした。
「ウェブメディア」は双方でランクインしているものの、ミドル世代では「企業のウェブサイト」「医療機関」などの比較的信頼できる情報源を利用していることがわかります。Z世代は「SNS」「家族、友人や知人」といった、誤った情報もある情報源を利用していることがわかります。
それでは、Z世代は誤情報についてどのように認識しているのでしょうか。

