2. セルフケアの課題は「実践不足」約半数は実践に課題を抱えている

Z世代は健康やメンタルケアへの関心が高い一方で、実際に行動に移せている人は半数にとどまります。

2.1 「知っている」だけでは足りない? Z世代にもみられるセルフケア実践度とのギャップ

 

 

【Z世代】セルフケアの実践度

セルフケアを「できている」 (合計): 52.4%

  • できている: 7.0%
  • どちらかといえばできている: 45.4%
  • どちらかといえばできていない: 39.6%
  • できているない: 8.0%

【ミドル世代】セルフケアの実践度

セルフケアを「できている」 (合計): 44.9%

  • できている: 3.2%
  • どちらかといえばできている: 41.7%
  • どちらかといえばできていない: 44.8%
  • できているない: 10.3%

実際に「セルフケアをできている」と感じているZ世代は52.4%にとどまっています。ミドル世代の44.9%よりは高いものの、約半数は実践に課題を抱えていることがわかります。

SNSや動画で情報があふれている現代、何から始めればいいのか迷いやすい状況とも言えるでしょう。

また、仕事や学業、趣味などタスクを詰め込みがちなZ世代のような若者ほど「セルフケア=特別な時間」と捉えることで、日常の延長として取り入れにくい現実もあるかもしれません。