5. 国が推進する地方公務員のメンタルヘルス対策
最後に、国が地方公務員のメンタルヘルス対策をどのようにしているのかご紹介します。
近年、メンタルヘルス不調による長期休職者が増加するなかで国は地方公務員のメンタルヘルス対策を重要課題としています。
総務省の報告書によると、とくに若年層の職員や部下を管理する監督者のケアが急務とされており、国は以下の4つのポイントを対策として掲げています。
- 相談窓口の明確化:相談窓口を明確化し、職員にとって身近な取組とすることが重要
- 職場内ネットワークの構築:職員同士が気軽に交流し、必要に応じて周りの職員がフォローできる環境整備が必要
- 管理監督者の役割の明確化:管理監督者にラインケアにおける自身の役割を認識してもらうことが必要
- マニュアル等の整備:計画の策定等を通じて、メンタルヘルス対策を全庁的・継続的かつ有機的な取組とすることが必要
公務員が安心して働ける環境を整備するため、国はメンタルヘルス対策を強化しています。
6. まとめにかえて
Z世代は、心地よい「笑い」のコンテンツで心を癒し、友人や仲間と共感・共有することで心の安定を保っています。
そして、その先のステップとして、自己肯定感を高めるために「挑戦」を必要不可欠なものと考えていることが分かりました。
挑戦を後押しするのは、他者からの「共感」や「いいね」、そして何よりも「友人・家族」といった環境。周囲からのポジティブな支えとSNSで手軽に発信できる環境がポイントです。
Z世代の挑戦のハードルを下げ、自己肯定感を高めていくための重要な鍵を握っているといえるでしょう。
参考資料
LIMO・U23編集部