3. 「共感」と「挑戦」が自己肯定感を育てる?それとも阻む?

Z世代の自己肯定感は決して高くありません。「高い」と感じる人は45%にとどまり、多くが成功体験や友人との共感を自己肯定感の源として挙げていました。

3.1 「自己肯定感が高い」と答えたのは45%!カギとなる感情も「共感」

「自分に自信の持てる経験不足」が自己肯定感の低さにつながっている

出所:Fiom合同会社「Z世代の笑いの感覚についての意識調査(追加調査版)」(PRTIMES)

あなたは自己肯定感が高いと思いますか?

  • とても高い:14.0%
  • やや高い:31.0%
  • あまり高くない:45.0%
  • 全く高くない:10.0%

自己肯定感を高めるきっかけになりやすいのはどんなことですか?

  • 成功体験:222人
  • 友人からの共感・いいね:141人
  • 笑い合える関係性:91人
  • SNSでの拡散・承認:66人

自己肯定感について尋ねると、「とても高い」が14.0%、「やや高い」が31.0%で「自己肯定感が高い」と感じている人は45%にとどまっています。

自己肯定感を高めるきっかけとして最も多く挙げられたのは「成功体験」であり、222人が回答。次いで「友人からの共感・いいね」が141人、「笑い合える関係性」が91人と続きました。

Z世代同士、友人とつながり笑いを共有しあう関係を築いているのでしょう。笑いの共有で生まれた安心感は、やがて「挑戦してみよう」という前向きな気持ちを支えます。

Z世代が笑いを通して得ているのは、単なる楽しさではなく「次の一歩を踏み出す勇気」なのです。

それでは、今度はその「挑戦」の項目について見ていきます。