2. 約6割が「面白い」を共有!Z世代に広がるシェア文化
Z世代は単なるバズコンテンツだけではなく共感できる日常や予想外の展開に惹かれ、友人との笑いを通して人との距離を縮めています。詳しくみていきましょう。
2.1 57%が「面白い」シェア! Z世代の笑いはつながりを生む?
面白いコンテンツを見たとき、友人やフォロワーに共有したいと思いますか?
- 必ず共有:25.8%
- 気にいったら共有:31.2%
- あまり共有しない:35.8%
- 全く共有しない:7.2%
あなたが「面白い」と感じるコンテンツの特徴を教えてください。
- 予想外の展開:176人
- 共感できる:168人
- 日常の切り取り:161人
- テンポが良い:137人
- 毒のある笑い:72人
- バズっている:52人
「面白いコンテンツを見たとき、友人やフォロワーに共有したいか?」という問いに対し、「必ず共有」が25.8%、「気に入ったら共有」が31.2%で合わせて57.0%が共有すると回答しました。
また「面白い」と感じるコンテンツの特徴については「予想外の展開」が最も多く176人が回答しました。次いで「共感できる」が168人、「日常の切り取り」が161人と続きます。
若者世代の多くが、意外性や共感性、日常を重視しているとうかがえますね。ただ面白いだけでなく、自分が共感できるうえに友人と共感の輪を広げられるようなコンテンツが求められていると言えるでしょう。
2.2 「自虐ネタ」は好まれない!ポジティブな笑いを求める若者たち
「自虐ネタ」や「怠惰系(だらけた・自堕落)」コンテンツを好んで視聴しますか?
- とても好む:10.0%
- やや好む:36.0%
- あまり好まない:44.0%
- 全く好まない:10.0%
自分を卑下したり、だらしなさをさらけ出すような「自虐ネタ」や「急に情けない」コンテンツは「とても好む」が10.0%、「やや好む」が36.0%と半数近くの人が好んでいるようです。
しかし「あまり好まない」が44.0%、「まったく好まない」が10.0%で54%が「好まない」と回答。
自分を削ってしまうような笑いより、ポジティブで心地よい笑いを求めている人が多いようです。共有してポジティブになるかどうかも重要なのかもしれませんね。
では、Z世代は「ポジティブさ」についてどのように考えているのでしょうか。次は、ポジティブにつながると考えられる「自己肯定感」を見ていきましょう。