5. 取り組み⑤健康管理に気を配っていた
経済的な備えと同じくらい重要なのが「健康の備え」です。
厚生労働省のデータによれば、日本人の生涯医療費は平均約2900万円。
さらに生涯医療費の半分が70歳以降に集中していることがわかります。
全額が負担になるわけではなく、保険適用で自己負担分は少なくなります。
特に70代後半〜80代前半に医療費がピークを迎え、もし慢性疾患があったり入院する必要が出てくると、家計を圧迫する要因となります。
医療費の備えはもちろん、病気にならないことも重要です。
豊かな老後を過ごしているシニアは、現役時代から定期健診の受診、適度な運動、バランスの取れた食生活を心がけていました。
特に生活習慣病の予防に努めることで、高額な医療費や通院負担を避けられたことが、家計にも健康にもプラスに働いています。
また、健康は「お金の節約」だけでなく、「やりたいことを楽しむための体力」を保証してくれます。
旅行や趣味、孫との交流など、活動的な暮らしを支える土台として、健康管理は欠かせない投資だったといえるでしょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】