駆除されていても、その大きさに思わず息をのむツキノワグマ。ほとんどが捨てられてしまうクマの皮と撮影した1枚が、X上で話題になっています。
投稿したのは、「@hitsuji_akita」さんです。
当ポストには執筆時点で8万2000件を超えて表示されており、「クマ革かっこいいですねぇ」「駆除したからには有効に使ってあげないとクマも浮かばれませんよね…!」といったコメントが寄せられています。
記事の中では、クマによる農作物被害状況についてもご紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。
1. 立ち上がれば170〜180cmほど…!駆除されたツキノワグマの皮が話題
「この前のデケェクマ お肉もだけど皮も無駄にせず 県内のレザー加工へお渡ししてます!」そんなコメントとともに投稿されたのは1枚の写真。
そこに写っていたのは、駆除された1頭のクマの皮でした。
お、大きい…。秋田県の保育園裏で捕獲・有害駆除されたクマで、頭からお尻までの体長は130cm、立ち上がれば170〜180cmほどになるツキノワグマです。
投稿主の@hitsuji_akitaさんは、「今年の有害駆除はウチの地域だけで60頭を超えました。これは例年の4倍の頭数になります」と、増加しているクマ被害の状況を話してくれました。
丁寧に解体されたクマの皮は、実は捨てられてしまうことが多いそう。
そこで投稿主さんは3年前から、「駆除したクマの皮を秋田県内で頑張っている若手のレザークラフト職人さんに全部無料でお渡し」する活動を行っているそうです。レザークラフト職人さんによってクマの皮は革に加工され、クマ革のレザー製品に生まれ変わっていることを教えてくれました。
そんな大きなツキノワグマの皮の活用先は、SNSで大きな反響を呼びました。
