2. シニア層の家計収支、「月の生活費」いくらかかる?消費支出をおさえる工夫とは?
総務省統計局の「家計調査報告_家計収支編(2024年)」によれば、65歳以上の無職夫婦世帯における月々の平均消費支出は約25万6000円となっています。
前年である2023年の調査結果と比べると、6000円の増加が見られ、物価上昇による影響が家計に重くのしかかっていることがうかがえます。
以下に、主な支出項目の内訳を示します。
- 食料費:29.8%
- 交通・通信費:10.8%
- 教養娯楽費:9.9%
- 光熱・水道費:8.5%
- 保険医療費:7.2%
- 住居費:6.4%
- 家具・家事用品費:4.8%
- 被服及び履物費:2.2%
- その他費用:20.4%(うち交際費9.3%)
老後の生活費の中でも特に支出が大きく、なおかつ節約の余地がある項目として、「食費」と「光熱費」に注目して詳しく見ていきましょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)