70歳代シニアの「貯蓄額」はいくらあるの?【公的サポート制度5選】年金生活を支えるための給付金などを5つご紹介
《セーフティネット活用》臨時給付金から恒久制度まで
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暑さが続く中にも秋の気配が漂い始めました。季節の変わり目は、これからの暮らしについて考える良いタイミングです。70歳を迎える頃には、多くの人が年金収入を中心に生活を営むことになりますが、その収入だけで安心して暮らせるのでしょうか。
しかし、現実には年金だけでは生活が厳しいと感じる世帯も少なくありません。
総務省の「家計調査」や金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」によれば、70歳代の貯蓄額には大きな差があり、また医療や介護などの負担が増える時期でもあります。
本記事では、70歳代シニア世帯の貯蓄状況と、年金だけで生活が難しい場合に利用できるサポート制度について整理します。
1. 70歳代シニアの貯蓄の実態
J-FLEC(金融経済教育推進機構)の最新調査によれば、70歳代の二人以上世帯における平均貯蓄額は約1923万円、中央値は約800万円とされています。
ただし、「貯蓄ゼロ」の世帯が20.8%と、約5世帯に1世帯は経済的に厳しい状況にあることも見過ごせません。
平均値はあくまで全体像を示すものであり、すべての世帯が潤沢な資産を築いているわけではないのです。平均値だけを見て「自分も70歳代になったらこのくらい貯蓄があるだろう」と安易に安心するのではなく、ご自身の家計の状況を正確に把握することが不可欠です。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】