【10月15日は年金支給日】厚生年金と国民年金「最新平均月額」早見表！《65歳～90歳以上》いまどきシニアの年金は平均いくら？年金を増やす方法「繰下げ受給」もご紹介！

3. 【年金早見表】国民年金の平均受給額はいくら？

専業主婦や自営業者など厚生年金に加入していない人は、原則として国民年金のみの受給となります。

では、その受給額は実際どのくらいなのでしょうか。

厚生労働省年金局が公表する「令和5年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、国民年金の年齢別平均年金受給額は次の通りです。

【年金早見表】国民年金の平均受給額はいくら？

国民年金の平均受給額は、月額でおおむね5万円～6万円程度にとどまっています。

厚生年金と比べると、受給額がかなり少ないことが分かります。

さらに国民年金は、厚生年金のように年収や勤務期間によって金額が変動する仕組みはありません。

基本的には、20歳から60歳までの40年間にわたり保険料を満額納めているかどうかで決まります。

そのため、受給資格を満たしている人同士であれば、受給額に大きな差が生じることはありません。

現実的に考えて、月5万円～6万円で家賃や食費、光熱費、医療費などをすべて賄うのは困難です。

老後に年金だけで生活することが、いかに厳しいものかが数字からもはっきり見えてきます。