3.1 無料枠のある銀行を狙う

メガバンク・地銀では、ATM入金で100〜300枚程度まで無料という条件が残っているところもあります。

先述の表を参考にすると、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行などは100枚まで無料となっており、地方銀行や信用金庫などの中にも一定の枚数まで無料という銀行が多くあります。

硬貨取り扱いATMが近くにあるのであれば、小銭を小分けにして複数回入金すると良いでしょう。

3.2 日常の買い物で計画的に消費

日常の買い物では、会計時に少しずつ硬貨を使うよう意識すると効率よく減らせます。

たとえば、会計が1,368円なら「1,000円札+小銭368円」で支払うと、自然に硬貨を整理できます。

特に1円玉や5円玉は優先して使うと処理がスムーズです。小銭がたまっているときは、キャッシュレス決済だけに頼らず、現金も持ち歩いて使うとよいでしょう。

ただし、大量の小銭でまとめて支払うのは避けるのがマナーです。有人レジでは周囲の迷惑になりますし、セルフレジでも機械が詰まる原因になります。

小銭を減らすときは「一気に」ではなく「少しずつ」を意識して、日常の支払いの中で自然に活用していくのがおすすめです。

3.3 交通系ICカードへのチャージ

駅の自動券売機では、10円・100円・500円硬貨を使ってSuicaなどの交通系ICカードにチャージできます。手数料なしで、小銭を電子マネー化して持ち運びやすくできる便利な方法です。

対応対象:Suicaなどの交通系ICカード(PASMO、ICOCA等を含む相互利用カード)

ただし、1円玉・5円玉は不可なので注意しましょう。また、こちらもマナーとして、大量の小銭を投入するのは避けましょう。

3.4 募金や自治体の回収ボックスを活用

学校や公共施設の募金箱に寄付する方法です。

小銭を処分しながら社会貢献にもつながります。

3.5 硬貨両替機や商業施設のサービスを利用

商業施設によっては、一定額以上の買い物を条件に無料で硬貨を紙幣に両替してくれる場合があります。