10月17日は「貯蓄の日」です。物価高が続く昨今、より貯蓄の必要性を感じている方は多いでしょう。
筆者はFPとしてさまざまな年代の方のお金の相談を受けておりますが、「自分自身の貯蓄額は平均より上なのか?」と、ご相談される方もいます。
特に50歳代の方は、ある程度老後を見据えていく年代となります。ある程度老後の受け取れる年金額や、退職金の金額のイメージがつくと思いますので、「自分は今の貯蓄額で足りるのだろうか?」「どんな方法で準備をしていこうか」と感じる方も多いのではないでしょうか。
金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査[二人世帯調査](2024年)」によれば、50歳代二人以上世帯の平均貯蓄額は1168万円です。
しかし、中央値と平均値には大きな差があります。
今回は、50歳代の平均的な貯蓄額を詳しく見ていきながら、セカンドライフまでにより余裕のあるお金の準備をするために“やめたほうがいいこと”を解説していきます。
1. 【50歳代夫婦世帯】「平均貯蓄額と中央値」はいくら?
まずは、金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査[二人世帯調査](2024年)」を参考に、50歳代・二人以上世帯の貯蓄(金融資産を保有していない世帯を含む)を確認します。
※貯蓄額には、日常的な出し入れ・引落しに備えている普通預金残高は含まれません。
著者
ファイナンシャルアドバイザー/証券外務員一種/2級ファイナンシャル技能士
大学卒業後、第一生命保険株式会社に入社し、働く世代の個人向け保険営業・資産運用提案に4年間従事。“保障と投資のバランス”の必要性を伝えるため、社内でセミナー講師や記事執筆も担当。
現在は個人向け資産運用会社にて、IFAとして個人向け資産運用・保険の見直しのコンサルティング業務を行う。話しやすい雰囲気と寄り沿う相談が強み。プライベートでは、旅行が好き。
保険販売資格、証券外務員一種、2級ファイナンシャル技能士を保有。
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)