2. 【年代別】20～70歳代の「貯蓄額の平均と中央値」はいくら？
続いて、同資料より二人以上世帯の年代別の貯蓄額も確認しましょう。
2.1 【20～70歳代】貯蓄額の平均・中央値
- 20歳代：382万円・84万円
- 30歳代：677万円・180万円
- 40歳代：944万円・250万円
- 50歳代：1168万円・250万円
- 60歳代：2033万円・650万円
- 70歳代：1923万円・800万円
60歳代の平均貯蓄額は2033万円で、50歳代との差は865万円にのぼります。
年代別に比較すると、50歳代から60歳代にかけての増加幅が最も大きいことがわかります。
この差には50歳代で計画的に貯蓄を進めた結果や、60歳代で退職金や相続などによってまとまった資金を得るケースが影響していると考えられます。
ただし、退職金や相続は人によって状況が大きく異なるため、自分自身のケースを踏まえて検討することが大切です。
そのうえで50歳代のうちにどのように貯蓄を進めるか、目標金額や方法を明確にしておくと安心です。
