5. まとめにかえて《老後の自分のために、できることとは》
国民年金と厚生年金の平均月額とともに「月20万円以上」受け取っている人の割合は、全体の約1割程度にとどまっています。
老後の資産形成の方法としては、今流行りのiDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)や新NISAでの資産運用も一つの選択肢となります。
資産運用にはリスクはつきものですが、将来のためにはもはや欠かせない手段かもしれません。自分の老後のために早めの準備をしてみてはいかがでしょうか。
現役時代の心構えが、将来の安心に繋がることもぜひ意識しておきましょう。
6. 【ご参考】次は4月15日!公的年金の支給日は2カ月に一度《2025年年金カレンダー》
支給日:支給対象月
- 2025年2月14日(金):12月・1月
- 2025年4月15日(火) :2月・3月分
- 2025年6月13日(金) :4月・5月分
- 2025年8月15日(金) :6月・7月分
- 2025年10月15日(水) :8月・9月分
- 2025年12月15日(月) :10月・11月分
公的年金の支給日は、偶数月の15日。15日が土日・祝日となる場合は直前の平日に前倒しとなります。よって3月には年金支給日はなく、次は「4月15日 火曜日」です。
年金は、前月までの2カ月分の年金が合算で振り込まれます。月に一度給料日があった現役時代とは、家計管理のテンポが変わってきそうですね。
参考資料
- 総務省「家計調査報告 家計収支編 2024年(令和6年)平均結果の概要」
- 日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」
- 厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 日本年金機構「年金の繰下げ受給」
- 日本年金機構「年金はいつ支払われますか。」
山本 大樹