職場は、単純に仕事をする場所というだけではありません。多くの人は、自宅から職場であるオフィス等に通って仕事をしますが、そこには実に様々な人が集まります。職場における人間関係や仕事上の悩み、職場ではどの程度まで踏み込んだ付き合いをするべきなのかなど、職場にまつわるあれこれについてみていきましょう。
職場で気持ちよく過ごすには、コミュニケーションが重要
「職場はあくまで仕事をするところ」とはいえ、職場の人々との関係が良好かそうでないかせで、仕事のしやすさは格段に違ってきます。休日に集まるなど、プライベートまで踏み込むような付き合いは必要ありませんが、職場の人とは適度なコミュニケーションをとり、穏やかな関係を築いておくように努めましょう。
どこまで従う?職場の習慣
職場によっては、自分の普段の生活にはなじみのない習慣が存在していることがあります。「郷に入っては郷に従え。」とはいうものの、業務に直接関係ないことだと、どこまで従うべきか悩みますよね。
そんな職場における習慣で、もっとも悩ましいものの代表例として挙げられるのが「バレンタイン」と「ホワイトデー」ではないでしょうか。交際したいと思っている人が職場にいるならともかく、異性の同僚にチョコを用意するのは心にもお財布にも負担に感じてしまう人も、少なくないでしょう。
職場では、いやな目にあうこともある
職場にいる人全員が、自分に好意的であるとは限りません。複数の人が集まる以上、性格的に気の合う人、合わない人がでてきますし、仕事で差がつくことで、嫉妬の気持ちが生まれることもあります。
場所が職場ということで、嫌悪感を抱いている相手にも表面上は穏やかに接する人がほとんどですが、中には、「あなたが嫌い」という気持ちをあらわにしてくる人もいます。面と向かって対決姿勢を示すのは簡単ですが、後々の事を考えるなら、多少嫌な思いをしていても、大人として穏やかに対応する工夫をしたほうがよいでしょう。
職場がつらい時もある
基本的に楽な仕事というものはありませんが、働きやすい職場とそうでない職場というものは存在します。
例えば、最近よく聞くブラック企業。過度な長時間労働を強いられる、極端に少ない休日などが特徴とされていますが、「辛いけど、職場なんてこんなものなのかもしれない。」と働いているうちに、人に指摘されて気が付くというパターンも多いようです。あなたの職場はどうでしょうか?
また、職場の雰囲気はよくても、仕事の内容がつらい時もあります。例えば、近年問題になりつつある感情労働。仕事を遂行するために、自分自身の感情をコントロールすることを要求されることを指しますが、人によっては、うつや燃え尽き症候群といった精神疾患につながることもあるようです。
逆に、はたから見るとつらい以外のなにものでもない職場にも関わらず、それが当たり前のように、己の生活を犠牲にして働く人もいます。 何か将来の目標があって、今だけそうしている、ということであればよいのですが、会社に言われるがまま、特に深く考えることもなく、忙しい状態が延々と繰り返されている・・・という場合は要注意です。
楽しみ?憂鬱?職場でのお昼ごはん
朝出勤し、お昼をはさんで午後まで仕事というサイクルの職場に勤務している人はたくさんいます。その場合のお昼ごはんについて、少し考えてみましょう。
たとえば、節約のために職場にお弁当を持参するという人も多いですが、奥様やお母様が準備してくれるという人ならともかく、ただでさえ忙しい朝に、自分で毎日お弁当を準備するのは、非常に大変です。また、職場で食べるということを考えると、「自分が食べるのだからと、何を入れてもよい。」というわけにもいきません。時短テクやマナーを身につけたうえで、職場でのお弁当ライフを楽しみましょう。
お昼休憩は親睦を深める場・・・ということで、同僚が集まってランチを楽しむという職場も多いのではないでしょうか?しかし、気心知れている同僚同士ならいざ知らず、「これから仲良くなりましょう」というような間柄の場合、緊張してしまうということも考えられます。また、頻繁にランチ会があるような職場だと、たまには1人で静かに食べたいというときもでてくるでしょう。このようなときの対処法を知っておくことも、職場で気持ちよく過ごすためには、大切なことといえるかもしれません。
職場でのストレスは、上手に発散しよう
仕事をしていて、ストレスを全く感じないという人はほとんどいません。職場で感じたストレスは、自分の中に溜め込まず、私生活の中で上手に発散していきましょう。気の置けない友人と食事やおしゃべりをするもよし、趣味に没頭するもよし。
ここでは、社会人の休日の過ごし方をみながら、上手なストレス発散方法について考えてみましょう。
まとめにかえて
職場にまつわるあれこれ、いかがでしたか?たかが職場、されど職場。気持ちよく仕事をするためには、職場にいる人ひとりひとりの思いやりと工夫が必要ということなのかもしれませんね。
LIMO編集部