【2025年2月14日は最初の年金支給日】「年金生活者支援給付金」の申請期限と受け取り方法「年金生活者支援給付金」の申請期限を過ぎても受け取れる？厚生年金・国民年金の平均受給額も一目でチェック【一覧表】

2. 「老齢年金生活者支援給付金」の給付基準額はいくら？

2024年度における「老齢年金生活者支援給付金」の給付基準額は以下のとおりです。

年金生活者支援給付金の給付基準額

実際は、保険料納付済期間により計算されるため、支給額には個人差があります。

具体的な「老齢年金生活者支援給付金」の給付額は、基準額である月額5310円をもとに保険料納付済期間等に応じて、①と②の合計額で算出されます。

※前年の年金収入額とその他の所得額の合計が77万8900円超87万8900円以下の方の場合、①に一定割合を乗じた「補足的老齢年金生活者支援給付金」が支給されます。

たとえば、保険料納付期間が480月の方の場合は「月額5310円」となるため、国民年金の満額である6万8000円を受け取る方であれば、合計で「月に7万3310円」の受給となります。

年金生活者支援給付金は申請をしないと給付がされず、さらに申請期限が設けられています。

年金生活者支援給付金請求書の見本

この申請期限に間に合わなかった場合でも、手続きは可能ですが、請求を行った月の翌月からの支給になりますので注意が必要です。

たとえば、2024年度の年金生活者支援給付金の場合、締切日は「令和7年1月6日」です。

この日までに請求書が提出されれば、10月分までさかのぼって年金生活者支援給付金が支給されます。

期限を過ぎても受け取れなくなるわけではありませんが、支給額が減少することに留意してください。

では最後に、厚生年金および国民年金の受給額について見ていきましょう。