世帯年収600万円台の貯蓄平均は「1500万円超え」資産形成の成功のカギは「分散投資」グラフ＆一覧表で徹底解説！年収600万円台世帯のお金のリアルと資産運用のポイントをファイナンシャルアドバイザーが解説

3. 世帯年収600万円台世帯の貯蓄と負債はいくら？

ここからは、世帯年収600万円台世帯の貯蓄額について見ていきます。

一方で負債を抱えていれば純貯蓄額にも影響してくるため、負債額もあわせて見ていきましょう。

平均貯蓄額：1517万円

・金融機関：1498万円

・金融機関外：19万円

平均負債額：745万円（うち、住宅・土地のための負債は689万円）

平均貯蓄額：1780万円

・金融機関：1732万円

・金融機関外：48万円

平均負債額：949万円（うち、住宅・土地のための負債は827万円）

どちらの世帯も貯蓄額は1500万円を超え、年収の倍以上の資産があるといえます。

しかし、一方で負債額も多く、「貯蓄ー負債＝純資産額」は年収600～650万円世帯で772万円、年収650～700万円世帯で831万円となりました。

住宅・土地のための負債が多くを占めています。

世帯年収ごとの貯蓄額

これから教育費がかさむ世帯も多いと思いますが、どのように資産形成を進めるのが効率的なのでしょうか。

続いて、お金のプロが今後の資産形成について解説します。