2. 【最新】消費者物価指数は2.8%の上昇

2024年8月23日に公表された消費者物価指数(総合指数)は、前年同月比で2.8%の上昇となっています。2020年を100とすると108.6まで上昇しており、家計の負担が増加していることがうかがえます。

2020年を基準(100)とした費目別の指数も見てみましょう。

  • 食料:116.4
  • 住居:103.0
  • 光熱・水道:119.4
  • 家具・家事用品:119.5
  • 被服及び履物:107.2
  • 保険 医療:102.8
  • 交通・通信:97.6
  • 教育:101.3
  • 教養 娯楽:112.9
  • 諸雑費:104.8

食料や光熱・水道など、家計に与える影響が大きい費目の上昇率が高くなっており、ここ数年で費用負担が大きくなっています。

郵便サービスなどの相次ぐ値上げや物価高騰により、家計管理に苦労している世帯は多いことでしょう。

そのような状況の中、老後生活への不安が高まっていることもあり、将来への備えも同時に考えていかなければなりません。

次章にて、現役世代ができる老後対策について紹介していきます。