4. 一覧表で「年代ごとの住民税非課税世帯の割合」を比較
7月5日に公表された厚生労働省「令和5年国民生活基礎調査」より、年代別の住民税非課税世帯の割合（全世帯に占める住民税非課税世帯の割合）を抽出してみました。
結果は以下のとおりです。
- 30歳代：12.0％
- 40歳代：10.0％
- 50歳代：13.6％
- 60歳代：21.7％
- 70歳代：35.9％
- 80歳代：52.5％
- 65歳以上（再掲）：38.1%
- 75歳以上（再掲）：49.1％
50歳代のうち、住民税非課税世帯に該当するのは13.6％。このあと、60歳代では21.7％、70歳代では35.9％と、年代があがるほど割合が高くなっています。
80歳を過ぎると、半数以上が住民税非課税世帯に該当しているようです。
なお、住民税非課税世帯の中に占める年代別の内訳は、以下のとおりです。
- 29歳以下：4.1％
- 30～39歳：2.7％
- 40～49歳：4.1％
- 50～59歳：8.3％
- 60～69歳：16.6％
- 70～79歳：33.8％
- 80歳以上：30.4％
上記より、高齢者世帯が占める割合が多いことがわかります。
私たち現役世代は、こうした現状も見据えたうえで、老後に向けた対策を考えていくことが大切となるでしょう。
