4.1 賃上げへの企業の声
アンケートの内容を見ると、「大企業との賃上げ格差が拡大し、人材の確保が一段と困難になっている」との声もあります。
賃上げしないと人手を確保できないのが現状であり、そもそも賃上げする余裕がない企業では人手の確保が一段と困難になっているようです。
5. 実質賃金はプラスに転換する見込みだが・・・
消費者物価指数の変動分を加味した実質賃金は26ヶ月連続のマイナスとなっていますが、業界ごとに見ても大きな差があることがわかります。
また、大企業を中心に5%以上の賃上げを行うケースも見受けられますが、7割近くの企業では賃上げ率が5%に届いていません。
企業の賃金改定や政府による電気・ガス補助金等により、実質賃金がプラスに転換する見込みではあるものの、企業規模・業界ごとに格差が生まれていることにも目を向ける必要があるでしょう。
参考資料
加藤 聖人