2. 厚生年金は最新データでいくら支給されたか【一覧表】
次は同資料を参考に、厚生年金の受給額を見ていきます。
2.1 厚生年金の支給額平均
〈全体〉平均年金月額:14万3973円
- 〈男性〉平均年金月額:16万3875円
- 〈女性〉平均年金月額:10万4878円
※国民年金の金額を含む
国民年金とは違い、平均に男女差が見られます。受給額ごとの分布もチェックしましょう。
2.2 厚生年金の受給額【分布】
一覧表からボリュームゾーンを比べてみても、男性が「17~18万円未満」なのに対して女性は「9~10万円未満」と、大きな差があります。
これは、現役時代の賃金や加入期間の男女差が年金額に響いたと考えられます。
働く女性が増えたため、収入差は徐々に解消されているという見方もあります。
ただし、出産や介護を期にキャリアダウンする女性が多いのも事実です。正社員ではなくパートとして家計を支えている方も多いでしょう。
年金の男女差がなくなくのは、まだまだ先になるのかもしれません。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)