4. 公表されていない金利優遇もある!

実は、先ほどご紹介した条件以外にも、金利引き下げの対象となるものがあります。しかし、公表されていないものですので、どの銀行が、どのような条件を設けているのかは分かりません。

ただ、銀行側としては、長い期間、多額の資金を貸す相手ですから「信用力の高さ」は重要なポイントとなるでしょう。

5. 住宅ローン金利1~3%で毎月の返済額&総返済額をシミュレーション

住宅ローンの金利が違えば当然ながら月々の返済額と総返済額は異なりますが、実際にどれくらい差が生じるのでしょうか。

シミュレーションしてみますので、金額の違いを見ていきましょう。

5.1 シミュレーション:借入額3000万円・借入期間35年・全期間固定・元利均等返済・ボーナス返済なし

シミュレーション結果をもとに筆者作成

上記のとおり、金利が1%上がるごとに毎月の返済額が1万5000円前後増えています。

35年間の総返済額は、適用金利1%と3%では約1300万円もの差があります。

優遇金利については自身で操作できるものではありませんが、0.05%、0.1%とできる限り金利を抑えたいものです。