1.2 プライベートの話をする
話してもいいプライベートな話題と、公私混同させないために話したくない話題がある人は多く、Z世代の間ではかなり慎重に会話が交わされる傾向があります。
プライベートに仕事を持ち込みたくないのと同様に、仕事にプライベートの事情を持ち込みたくない気持ちは、筆者にもよくわかります。プライベートの話で偶然気が合って、上司から休日のお誘いを受けると、断ることもできずストレスにつながりかねません。
Z世代は、仕事の外での深い関係性を求めていないことがわかります。
また、プライベートの話をして、価値観の違いから否定されることを避けたいという理由も考えられます。そうならないように、プライベートの話は気の合う友人とだけで話し、上司にはしたくないZ世代は多いのではないでしょうか。
1.3 仕事の自慢話をする
飲み会でも好ましく思われないことが多い自慢話。アドバイスのつもりでZ世代に自慢話だと捉えられてしまうことがあります。
すごい上司だと思われたいという気持ちなどを敏感に察知してしまうため、客観的なアドバイスではなく、主観的な要素が多いとゲンナリしてしまうことも。
Z世代と目上の人たちでは、育った環境やおかれた環境が異なります。アドバイス自体が、時代錯誤に感じてしまうこともあります。
そして、一度、今使えるアドバイスではなく、自分の経験談を延々と語っているように捉えられてしまうと、アドバイスではなくただの自慢話に聞こえてきます。
本当に届けたい思いがあったとしても、残念ながら響かなくなってしまうかもしれません……。