10年間で投資環境は変わった?取引データから分かる近年の傾向

マネックス証券株式会社は、マネックス証券の「10年前の取引データ」と「現在の取引データ」を比較し、10年間で投資環境にどのような変化があったのか調査を実施しています。

比較期間は下記のとおりです。

  • 2013年1~8月
  • 2023年1~8月

上記調査の結果、口座開設後に初めて取引した商品として、10年前は8割以上が日本株を選択していましたが、現在は投資信託を選択する人が増加傾向にあります。

2023年においては、口座開設後に初めて取引した商品として、日本株よりも投資信託を選択する人が半数以上を占める結果となっており、10年前と比較して5倍以上も増えています。

投資信託を選択する人が増えた要因として、投資初心者の方でも始めやすい「つみたてNISA」ができたことや、販売手数料が無料(ノーロード)の投資信託が増えたことが、背景にあると考えられます。

10年間で個人投資家層の拡大もしており、投資信託の取扱商品も増加傾向にあることから、さらに今後も「投資信託」は、初めて投資をする人が選択する商品として選ばれるとうかがえます。