資産運用を始めて嬉しかったこと・運用益の使い道は?
マネックス証券株式会社の調査によると、資産運用を始めて嬉しかったこととして、「お金に関する知識が増えたことが嬉しい」が最も多い回答となりました。
上記の結果では、「老後の不安が減った」「教育費への不安が減った」よりも「知識が増えた」「運用益が増えた」の回答数が倍近くになっています。
このことから、将来に対する不安解消よりも、実際に起きているポジティブな内容に喜ぶ人が多い傾向にあるとうかがえます。
また、マネックス証券株式会社の「運用益の使い道に関する調査」では、約8割の人が再投資に回すと回答しています。
利益を再投資をすることで複利が発生するため、「利益が利益を生む仕組み」を作りやすくなり、結果的に資産をより増やす近道になり得ます。
資産運用の期間が長期になるほど発生利益の額が大きくなるため、投資を始めたばかりのうちは目先の利益よりも、長期的にコツコツと資産形成をする人が多いのでしょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年3月18日更新)