レストラン検索・予約サイト「食べログ」は5月6日に、OpenAI社の対話型AI「ChatGPT」向け機能拡張ツール(ChatGPTプラグイン)の提供を開始しました。これにより、食べログでネット予約が可能な店舗の空席情報を、指定した条件に合わせて簡単に検索できるようになります。

【食べログ✕ChatGPT】ChatGPTプラグインを活用した新機能

OpenAI社は、ChatGPTによる検索結果として外部サービスから取得した最新の情報を表示するなど、さらに幅広いアクションを実現するための機能拡張ツール(ChatGPTプラグイン)を2023年3月23日から公開しています。

今回、食べログはこのプラグインを利用することで、ネット予約在庫情報をChatGPTに連携し、ユーザーが簡単に空席情報を検索できるようになりました。

【食べログ✕ChatGPT】使い方は簡単!希望条件を指定して検索

ChatGPTプラグインを有効にしたユーザーは、ChatGPTに対して希望のエリアや料理ジャンル、予約したい日時や人数を指定することで、食べログに掲載される豊富な飲食店の中から、希望に合ったネット予約の空席がある店舗を直感的に探せます。また、ChatGPTの検索結果から食べログに移動してネット予約を完了できます。

【食べログ✕ChatGPT】今後の展望

食べログは今回のChatGPTプラグインの提供をはじめ、店内モバイルオーダーサービス「食べログオーダー」による飲食店向け総合DXサービスの拡大や、デジタルガレージ社との連携など、先進技術を事業において活用する取り組みを進めていくとのことです。

参考資料

大蔵 大輔