現在80歳の人と65歳の人では、年金額はどの程度差があるでしょうか。
日本の年金は現役世代の支払う年金保険料を高齢者の年金給付に充てる「賦課方式」が基本となっています。そのため、少子高齢化は年金財政に大きな影響を与える要素です。
2023年2月28日に厚生労働省が公表した人口動態統計速報によると、2022年の出生数は79万9728人と80万人を割り込み、過去最少を更新しています。今後はさらなる年金財政の悪化が懸念されるところです。
今回は最新データから年金の平均受給額と、年金だけでは生活できない不足分を補う老後資産の作り方を解説します。
【注目記事】年金を増やしすぎた夫婦を待つ悲劇。手遅れになる前に知っておくべき繰下げ受給の仕組み