60歳代「貯蓄ゼロ」の割合とは。老後生活に向けて確認したいこと2つ
60歳代で考えたい収入と支出の工夫
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2024年1月からはじまる予定の新しいNISAや、またiDeCoなど、国による税制優遇制度が拡充されています。
しかし、現在60歳代で貯金がゼロの方にとっては、これらの制度を使って今から資産形成をはじめることは難しいかもしれません。
現在60歳代の方で、貯金がゼロの方はどの程度いるのでしょうか。また、貯金がなくても年金だけで生活することはできるのでしょうか。
今回は、60歳代で貯金がゼロの方の割合と、60歳代の厚生年金と国民年金の平均受給額を解説します。年金を増やす方法も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
執筆者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。慶應義塾大学商学部会計ゼミにて会計を学んだ後、東京海上日動火災保険株式会社に就職。企業が事業活動を行ううえでの自然災害や訴訟に対するリスク分析・保険提案を3年間行う。「企業が倒産しない」・「事業で安定的に利益を出す」ための適切な保険でのリスクヘッジの提案に努めた。
特に、製造業者や工事業者に対する賠償責任保険や工事保険の提案が得意。取引先企業の社長・経理・人事・プロジェクト担当者など様々な部署への営業活動を行った。上場企業の新規事業に対する保険提案が評価され、全国社員への社内プレゼンを実施した経験もある。
また、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を活かし、取引先従業員に対するNISAやふるさと納税に関するセミナーの実施経験有。現在は、フリーランスとして保険や投資、税金などのお金に関する記事の執筆や個別相談・ライフプランニングの作成・実行支援を行っている。