5. 数年後はマンション価格下落の可能性も……?
2022年最新のマンション価格事情としては、区分マンションを除いて、新築、中古を問わず、全体的にマンション価格は上昇していることを解説してきました。
しかし不動産価格が永久に上昇し続けることはありません。既に欧米ではインフレ対策として、急速な政策金利の引き上げを行っています。2022年中はまだ効果が出ないと言われていますが、2023年から2024年頃までには、物価の抑え込みの効果が現れ、物価下落、景気減速から不動産価格も下落する可能性が高いでしょう。
また、現在日銀の金融緩和政策が続いていますが、2022年9月22日に、24年ぶりの為替介入を行っています。過度な円安には必要な措置をとるとも明言しており、金融政策の変更がないとは言えない状況になってきています。
このようにすでに下落に向かう兆候は出始めていることは知っておきましょう。
6. まとめ
さまざまな予測を行ってきましたが、実際今後の不動産価格の変動を確実に予想することは難しいです。ただし、新築マンション価格と中古マンション価格の連動や、公示地価と新築マンション価格の連動など、今後の予測に参考となる連動データは存在します。これらのデータをよく検証し、今後の不動産投資に生かしていきましょう。
不動産市況を知るためのツールや調査データに関して、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
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※この記事はLIFULL HOME'S 不動産投資コラムより提供を受けたものです。
参照記事
LIFULL HOME'S 不動産投資編集部